ディナモ・ザグレブがリーグ4連覇で22度目の優勝、来季のCL予選へ《プルヴァHNL》

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クロアチアのディナモ・ザグレブが、22度目のリーグ優勝を達成した。

ディナモ・ザグレブは9日、プルヴァHNL(クロアチア1部リーグ)の第33節でリエカと対戦した。

リーグ4位につけるリエカとのアウェイゲームとなったが、開始1分でリエカが先制する。

キックオフの流れからリエカがボールを奪うとカウンター。最後はボックス左からのスティエパン・ロンチャールのグラウンダーのクロスに、ルカ・メナロが滑り込んで合わせて、21秒でゴールを奪う。

衝撃のスタートとなったディナモ・ザグレブだが、15分に味方がつなぎ、最後はヨシュコ・バルディオルが豪快に蹴り込むが、これはオフサイドを取られてノーゴールとなる。

それでも42分、左サイドのスルーパスに反応したミスラフ・オルシッチがボックス内左から折り返すと、これがサガン鳥栖にも在籍したDFニノ・ガロビッチにあたってオウンゴールとなり、ディナモ・ザグレブが同点に追いつく。

1-1で迎えた後半はディナモ・ザグレブペースに。48分にはボックス付近で攻め立てると、左サイドからカットインしたヨシプ・ミシッチが右足一閃。これがゴール右に突き刺さり、ディナモ・ザグレブが逆転に成功する。

さらに50分にはディナモ・ザグレブがカウンターを仕掛けると、右サイドからのグラウンダーのクロスをクリアしようとしたルカ・カパンがオウンゴールを記録。リードを2点に広げられてしまう。

64分にはオルシッチがネットを揺らすと、88分にもカウンターから攻め立てると、最後はアンドリヤ・ヴクチェビッチがオウンゴール。3点目のオウンゴールで1-5としたディナモ・ザグレブが勝利を収めた。

第33節では2位のオシエクが3位のHNKゴリツァに1-0で敗れており、残り3節で勝ち点差が「10」に広がり、ディナモ・ザグレブが4連覇を達成し、22度目のリーグ優勝を達成した。

リエカ 1-5 ディナモ・ザグレブ

1-0 01分:ルカ・メナロ(リエカ)

1-2 42分:オウンゴール(ディナモ・ザグレブ)

1-2 48分:ヨシプ・ミシッチ(ディナモ・ザグレブ)

1-3 50分:オウンゴール(ディナモ・ザグレブ)

1-4 64分:ミスラフ・オルシッチ(ディナモ・ザグレブ)

1-5 88分:オウンゴール(ディナモ・ザグレブ)