Excelで小計と総合計を一発で計算する! オートSUMだけでできる簡単ワザ

写真拡大 (全7枚)

仕事やプライベートなどでもExcelを利用して、複数の小計や、それらを合わせた総合計を計算する表はよく使うことがある。

こうした表の計算は、
・小計は、それぞれSUM関数で求める
・総合計は、小計部分を足し算する。
もちろんこうした方法でも間違ってはいないが、ちょっと手間ではある。

また「SUBTOTAL」という集計値を求める関数を使う方法もあるが、あまり関数には慣れてない人には難しい。

実は、よく使う「オートSUM機能」でも、小計と総合計を一発で計算する方法があるのだ。
今回は、その方法を紹介する


●オートSUMで小計と総合計を計算する
では、実際にやってみよう。

4月から6月までの売上表を作ってみた。
1カ月ごとの小計と、さらに3カ月合わせた総合計を入力する必要がある。




まずは小計と総合計のセルを選択する。
「Ctrl」キーを押しながら、小計欄をクリックしてすべて選択し、最後に総合計欄をクリックしよう。
必ず総合計欄を最後に選択するよう気をつけて欲しい。




「ホーム」タブの「オートSUM」アイコンをクリックする。




計算式が入力され、値が自動的に求められた。




小計のセルにカーソルを合わせると、該当するセルを範囲としたSUM関数が入力されていることが分かる。




総合計のセルにカーソルを合わせると、小計のセルの値を足し合わせるSUM関数が入力されている。




どうだろうか。
必要なセルを選択→「オートSUM」アイコンをクリックという操作だけで、小計も総合計もまとめて一発で計算することができた。

これならクリックだけで操作できるし超簡単だ。
オートSUMという、おなじみの機能を使っている点も分かりやすくてありがたい。

ぜひ覚えて活用してほしい。