甘酸っぱさがクセになる!ヤムウンセンの基本レシピ&おすすめ献立

簡単本格!「ヤムウンセン」の基本レシピ

ヤムウンセンとは、タイで親しまれている春雨料理です。「和える」という意味の「ヤム」、「春雨」を意味する「ウンセン」という名前通り、ゆでた春雨に具材は、エビ、いか、ひき肉、紫玉ねぎを和え、最後にパクチーを添えて作ります。



甘酸っぱくて、さっぱりとした味わいはクセになりますよ。

材料(3人分)

・春雨……30g

・セロリ……1/2本

・パクチー……適量

・きくらげ……3~4枚

・玉ねぎ……1/8個

・プチトマト……4個

・豚ひき肉……50g

・エビ……6尾



※玉ねぎは紫玉ねぎを使うと、より本格的な味になります。

ドレッシング

・ナンプラー……大さじ2杯

・レモン汁……大さじ1杯

・砂糖……大さじ1杯

・にんにく……1/2個

・唐辛子(輪切り)……適量

作り方

1. 材料をカットする

セロリは葉をざく切りに、茎を斜めそぎ切りにしておきます。

プチトマトはくし切りし、4等分にします。

玉ねぎは薄くスライスして、辛味が気になる場合は水にしばらく浸してから、水気を切っておきましょう。

パクチーは適当な大きさに手でちぎるか、ざく切りにします。

きくらげは水で戻してから、3分ほどゆでて千切りにしておきます。

2. 具材を下ごしらえする

エビの殻を剥いて、背を開きます。ワタがある場合は取り除いておきましょう。

エビはさっとゆでます。色が鮮やかになったらOKです。ゆですぎるとかたくなってしまうので注意してください。

フライパンに水を約大さじ3杯(分量外)入れ、ひき肉の色が変わるまで炒めておきます。水を入れることで、ひき肉がほぐれて肉汁を封じ込めることができます。

春雨はパッケージに記載されているゆで時間通りにゆでて、ザルにあげておきます。

3. ドレッシングを作る

にんにくをみじん切りにして、器に入れます。

ドレッシングの材料をすべて合わせ、スプーンで砂糖が溶けるまでよくかき混ぜます。

4. ボウルで混ぜ合わせてできあがり

下ごしらえしておいた具材とドレッシングをすべてボウルに入れます。

ドレッシングが具材に絡むように、箸で混ぜて完成です。

ヤムウンセンを作るときのコツ

ドレッシングはすこし濃いめに

ヤムウンセンを作っても、味がぼやけて物足りないという方が多いようです。春雨やエビなど、比較的淡白な味わいの食材を使うので、いつものサラダよりもドレッシングはすこし濃いめにするのがコツ。

味の決め手になるナンプラーは、あまり使う機会がないので慎重になりがちですが、思い切ってちょっと塩辛いぐらい入れても全体を合わせるとちょうどよくなりますよ。

なるべく早く食べきる

ヤムウンセンはできるだけ早く食べきるのがおすすめです。春雨は時間が経つと、どうしてもパサつき、冷えると硬くなりがち。

ほかの野菜からも水分が出て水っぽくなってしまうこともあるため、一度で食べきれる量を作るか、翌日ぐらいには食べきれるようにすると最後までおいしくいただけますよ。

ヤムウンセンに合わせたいエスニック献立案

【主菜】ピリリとエスニック香る!手羽先のトムヤム焼き

エスニック風の主菜を作りたいときは、トムヤムクンペーストを使うと簡単です。甘辛いタレに手羽先を漬け込んで、あとはオーブンやフライパンにお任せ。

皮の香ばしさとピリリとした辛味がさっぱり味のヤムウンセンにぴったりですよ。手羽先は下味を付けてから冷凍保存できるので、ストックしておくととっても便利♪

【副菜】エビトースト風春巻き

たっぷりの野菜を使うヤムウンセンと合わせて、エビトースト風の春巻きはいかがですか?ふわふわのはんぺんとエビのプリプリ食感があとを引くおいしさ。パクチーを最後にのせて巻くと風味がプラスされて、エスニック料理がたくさんのパーティーも盛り上がりますよ。

本場の味「ヤムウンセン」を作ってみよう!

普段はレストランで食べるヤムウンセンも、実はおうちで手軽に作れます。材料はスーパーで手に入りやすいものばかりなので、まだ作ったことがない方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

レシピにピーナッツを加えて食感を楽しんだり、イカや豚肉などほかの食材をプラスしたりと、オリジナルのヤムウンセンを作るのも楽しいですよ。ヤムウンセンに合うおかずやスープなども組み合わせれば、エスニック献立のできあがり。ぜひ、本場の味をおうちでも味わってくださいね。