ジャイアントパンダの求愛行動を撮影 四川省

 【新華社成都4月15日】中国ジャイアントパンダ国家公園四川省管理局広元管理分局の研究員がこのほど、唐家河エリアでパンダの繁殖行動を観察していた際、野生のパンダ2頭が求愛する珍しい場面を撮影した。同国家公園の四川エリアで求愛行動が撮影されたのは今回が初めて。

 パンダは毎年3〜5月に発情期を迎えるため、研究員は3月20日に観察を開始。4月初旬に摩天嶺エリアで発情期特有の鳴き声を立て続けに聞き、6日には標高2300メートルに位置する針広混交林のトウヒの木の上で追いかけっこをする成体のパンダ2頭を発見した。パンダたちの争いは1頭が低木の中に隠れるまで約3時間続き、研究員は一部始終をカメラで撮影した。

 映像は四川省管理局専門家委員会の胡錦矗(こ・きんちく)氏により、雄雌の成体2頭による通常の求愛行動であることが確認された。摩天嶺エリアでは今年に入り、野生のパンダの映像がすでに5回撮影されている。(記者/蕭永航)