国枝慎吾「帰って出直します」。全豪OP単複ともに準決勝で敗退

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15日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/2月8日〜男子2月21日・女子20日/ハードコート)大会8日目。車いすの部男子シングルス準決勝で、第1シードの国枝慎吾(日本/ユニクロ)がアルフィー・ヒュウェット(イギリス)に3-6、4-6のストレートで敗れた。試合時間は1時間25分。

同大会11度目のシングルス優勝を目指した国枝だったが、前哨戦決勝ではストレートで下したヒュウェットにリベンジを許した。また、この日はグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)とのペアでダブルス準決勝も戦ったが、1-6、6-4、7-10とフルセットの末に競り負けた。


国枝は、試合後に自身のTwitterを更新。「残念ながら、シングルス&ダブルス両方負けの悔しい1日になりました」とファンに報告した。


「やはりグランドスラムでしか味わえない緊張感の中での敗戦は、授業料としては高くつきますが、得るものも多いです。帰って出直します。応援有難うございました」


また、別の投稿では帯同したチームとの写真をアップし「この日の為に、オーストラリアに乗り込んで一ヵ月と思うと、この結果は申し訳ない。コロナ禍の長い遠征に御理解下さったお二人のご家族や職場の方々にも感謝致します」と感謝の気持ちを表している。


一方、車いすの部女子シングルスの第2シード 上地結衣(日本/三井住友銀行)は、準決勝でクオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)にフルセットの末に勝利。決勝で第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)と対戦する。デ グロートは、準決勝で大谷桃子(日本/かんぽ生命)を下しての勝ち上がりだ。


テニスデイリー編集部)


※写真は「全豪オープン」での国枝
(Photo by Mackenzie Sweetnam/Getty Images)