タカのインスタに何度も登場している錦鯉の長谷川(画像は『タカトシタカ 2020年12月2日付Instagram「プライベート版タカトシ2人旅。」』のスクリーンショット)

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M-1グランプリ2020』で錦鯉が決勝の1本目で披露した「俺さ、パチンコ台になりたいんだよ」から始まる“CRまさのり”ネタについて、同業者やネット上で賛否両論があった。面白さが伝わらない人も多いであろうパチンコのネタを、あえて芸人人生をかけた舞台に選んだ長谷川雅紀(錦鯉)の心境について、彼と20年以上の付き合いであるトシ(タカアンドトシ)がYouTubeで語っている。
 
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 『M-1グランプリ2020』決勝審査員の松本人志(ダウンタウン)は「僕が、ちょっとパチンコに弱いっていうのもあるかな」、「前に何かのネタを見た時は、もっと爆発力があって今日よりすごかったですよ」と残念がっていた錦鯉のネタ。また錦鯉と同じソニー・ミュージックアーティスツに所属する小峠英二(バイきんぐ)からは「なんであのネタやったんだ! パチンコのネタなんか分かるわけねぇだろ!」と激怒され、太ももを叩きながら悔しがってくれた―と1月30日深夜放送の『おかべろ』(フジテレビ系)で渡辺隆(錦鯉)が語っていた。松本も小峠も、別のネタを選ぶべきだったとしているのだ。
 
実年齢では長谷川雅紀(錦鯉)より5歳下だが1994年に設立された札幌吉本の1期生同士だったトシ(タカアンドトシ)は、彼がどれほどパチンコが好きだったかをYouTubeチャンネル『こうもトシんご』で明かしている。2020年5月から始まった同チャンネルは河本準一(次長課長)、トシ、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)の3人が毎回テーマを決めてトークを展開している。もともと仲が良い3人はトシの紹介で長谷川と食事をしたり、面識はあるようだ。

「あいつは死ぬほど、パチンコが好きだから」「パチンコ、スロットでどんなに借金を作ったか」と熱く語るトシ。確かに長谷川はパチンコにのめり込み、深夜のバイトが終わった後自宅に帰らず、そのままパチンコ店に直行するような生活を続けていた時期がある。自分が本当に好きなモノで勝負を賭けにいった長谷川の気持ちが、トシには伝わってきたのだという。藤森も「重みが(ネタに)乗っかってるんですよ、やっぱ」と同調する。一方でパチンコファンには “CRまさのり”ネタは大好評だった。「M-1の決勝でパチンコのネタを持って来るっていうのが面白いし、長谷川さんっぽいし」、「普通に考えたら、絶対に選ばない」と河本と藤森が感心し、トシも「芸歴26年で決勝に持ってきたのがパチンコネタだからね」と苦笑する。

『M-1』の決勝進出が決まってから、タカアンドトシは毎日のように長谷川に連絡を入れ「体調はどうだ」と心配していたという。彼の面白さを誰よりも知っている2人は、何としても日本中のお笑いファンが注目する晴れの舞台に立って欲しいと願っていたのだ。結果は4位に終わったが、年明けから錦鯉はあちこちのテレビ、ラジオ番組に呼ばれている。「今年は絶対に錦鯉、来ると思いますよ」とトシが最後に断言すると、河本と藤森も深くうなずいていた。

画像は『タカトシタカ 2020年12月2日付Instagram「プライベート版タカトシ2人旅。」』『藤森慎吾(オリラジ) 2019年12月31日付Instagram「2019年もありがとうございました。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)