当てはまったら注意!…「高確率で浮気する」女性の特徴3つ #107
浮気心って誰の中にもあるものと言われていますが、浮気の動機のパターンはいくつかあります。また浮気の芽を感じても、とどまれる人と浮気に走ってしまう人にはどんな違いがあるのでしょう。
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 107
心だけ?体だけ? 浮気をする女性の心理と改善方法
「男の浮気はカラダの浮気。女の浮気は心の浮気」なんてことをよく言われますが、実際浮気はどんなものであれ、パートナーなら許すことはできませんよね。心の浮気といわれる女性の浮気ですが、実際浮気をしてしまう女性にもいくつか動機にパターンがあります。
今回は代表的なものを紹介しつつ、あなたがもし浮気を繰り返す当事者であれば、改善するための一歩について、紹介していきます。
浮気する女性の心にある3つパターン
心の浮気といわれる女性のなかでも、代表的な3つの理由から、そのウラにどんな本音があるのかパターンを紹介します。
新しい人がつい魅力的に見える
浮気をする理由の1番として上げられる、好きな人が新たにできちゃうパターン。なじんだ安心感のある彼より、刺激にあふれた新しい彼のほうが、良く見えてしまうことって、ありますよね。
でも良いなと思う人に出会ったとしても、浮気を踏みとどまる人としちゃう人がいるわけで、その違いってどこにあるのでしょう。関係しているのは「今彼との気持ちを追求し続ける面倒臭さ」です。
新しい彼が魅力的に見える一方で、実は浮気する側は、今の恋人と向き合ったり幸せに感じたりする付き合い方を模索する面倒臭さを抱えています。その結果、新しい彼がより魅力的に見え、「この人ならもっと楽しい恋愛ができるのかも」なんて思って浮気に走ってしまうわけです。
人から求められると断れない
自己肯定感が極端に低い女性にありがちな浮気パターンの1つが、求められるもの全部に応じようとして浮気してしまうことです。どういうことかというと、自己肯定感が低く自分の価値に自信がない女性は、比例して周りの評価で満たされる傾向があります。承認欲求がいつも高いんですね。
彼女達は同時に、周りの評価が損なわれそうになると、なんとしても引き留めようとするクセもあります。これを恋愛と浮気に当てはめると、すでに気持ちがもらえている彼氏では、自分の中の承認欲求をこれ以上満たすことはできません。そのタイミングで、新たな男性が目の前に現れると、自分の承認欲求を満たしてくれる相手なわけで、おもわずグラっと来て浮気に走ってしまうのです。
とにかく寂しい!
寂しいから浮気したって、よく理由として聞きますよね。この寂しいから恋人ではなく浮気相手に走る人の心にあるのは、漠然とした「見捨てられ不安」です。1人になったり相手の心が離れてしまったりすることがとにかく不安。だからこそ、浮気をして、気持ちの保証相手を設けることで、より安心感を得ていきたいんですね。
タチが悪いのは、本人の中で寂しがり不安が強いと、つい“寂しさ”にばかり注目してしまい、悪循環になってしまう点です。例えば、なかなか仕事で会えない彼が誕生日に郵送で彼女にプレゼントを贈ったとしましょう。
この時「大変な時にきちんと私のことを想って、できることをしてくれた」ととらえるか、「やっぱり会いに来ないんだ! 無理してでも来てほしかった!」と、どちらに意識を向けるかは受け取り手の自由です。後者になると、結局寂しさはいつまでたっても満たされません。
こうした視点のクセによって、寂しがりな人はより自分が寂しいと感じる情報ばかりを集め、結果として寂しいから浮気といったパターンから抜け出せなくなるのです。
浮気に罪悪感を抱く前に、本当のニーズに気づく
浮気をする女性によくある3つの理由とその裏の本音を解説しました。もしこの記事を読んでいるあなたが「これって浮気かな?」とか「浮気はもうしたくない」と思うなら、思いとどまって改善をしていくためのポイントをお伝えします。ひとつは、浮気理由に隠れた、自分の本当の気持ちに気づくことです。
新しい人が魅力的に見える今彼と関係を深めて付き合うのが面倒 人から求められると断れないとにかくたくさんの人に自分を受け入れてもらいたい とにかく寂しい見捨てられるかもしれない不安を落ち着かせたい
今回の3つのパターンでは、それぞれこのような本音があると紹介しました。浮気で満たしたい本当の気持ちがわかったら、まずはその気持ちをあるがまま感じて、悲しんだりブルブル震えたりしてみましょう。気持ちに蓋をするから浮気をしてしまうのであって、気持ちをそのまま感じられれば、浮気心はゆっくりですが収まっていきます。
また、浮気する(しそうな)自分を感じたとき、多くの人が罪悪感を強く感じると思います。でもこれも、自分にとって負の感情を大きくさせるだけで、前向きな改善の妨げになります。
そういう時は「ああ、罪悪感があるな」と、あるがままの状態を感じ、そして「どうしてあるんだろう」とか「だからダメなんだ」といった解釈をせず、そのままを感じてみてください。
これは専門的な言葉で「マインドフルネス」という瞑想のアプローチになります。気持ちをそのまんま受け取ることができると、だんだんとその気持に振り回されたおかしな行動を起こさなくなる、という仕組みです。
浮気というのは、本気だろうが遊びだろうが、自分も含め全員が幸せにならない選択です。だからこそ、適切にその「浮気心」と付き合えていけばいいですね。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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文・おおしまりえ