今週初めにスペイン語放送のラジオ局「El Zol 107.9」に出演したジェニファー・ロペス。新型コロナウイルス感染症の拡大を抑えるために外出が規制されていた時期について語った。「楽な生活ではなかった。パンデミックの間は誰でも鬱になったり、これから何が起きるのか怯えたりした瞬間があったと思う。私もとても気分が落ち込んだときがとてもたくさんあった。私の子どもたちも。家中のみんながそうだった」とコメント、ロックダウン中に鬱状態になったと話している。

ジェニファーはそんな生活を乗り切るためのヒントも。「気分が落ち込んでいるときは、いつも以上に起き上がって何かをするのが大切なの。ちょっと運動したり、自分の気持ちを明るくしてくれることをしたりする。自分の好きな料理を作って気分を上げ、前に進み続けるのよ」。

ジェニファーの娘エメも同じように落ち込んでいたとジェニファーは明かす。「娘が私のベッドに来て泣きながら『どうしてこんなことが起きるの? 友達に会いたい。なぜ私たちがこんな目に遭うの?』と言ったことがあった。私は娘に『時々、物事は変化する必要がある。物事が変わるときには痛みを伴う。でもどんなときでも結局はみんなにとっていいようになる』って話した。こういう時期を生き抜かなくてはいけないこともある。そういうときこそ気持ちを強く持ち、感謝しなくてはいけない。私たちにはたくさんのものがあるのだから。健康で一緒にいられて、愛しあっている」。

先週末に開催されたピープルズ・チョイス・アワードではアイコン賞を授賞したジェニファー。そのスピーチでもコロナ禍で世界の価値観が変わったと語っていた。いつもポジティブでエネルギーに溢れている彼女でもパンデミックはこたえたよう。