安倍氏に宛てた招待状を公開する民進党の郭国文立法委員(中央)ら

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(台北中央社)超党派の立法委員(国会議員)でつくる「亜東国会議員友好協会」は13日、台北市の立法院(国会)で記者会見を開き、安倍晋三前首相の台湾訪問を目指す方針を明らかにした。訪台時期は来年を希望し、安倍氏に立法院で演説してもらいたいとしている。会見では、安倍氏に宛てた招待状が公開された。

同協会会長を務める与党・民進党の郭国文立法委員は、チェコのミロシュ・ビストルチル上院議長の訪台や李登輝元総統の訪日といった成功モデルにならい、安倍前首相の台湾訪問によって台日関係を深化させたい考えを示した。

招待状では来年の訪台を希望することについて、東日本大震災発生から10年となり、東京五輪・パラリンピックも予定されていることから、来年は台日関係において重要な一年になると説明した。

外交部(外務省)の欧江安報道官は13日の定例会見で、郭氏ら超党派議員が台日の国会外交推進に努力、貢献していることに感謝を示し、外交部として引き続き台日の多分野での友好、協力パートナー関係を強化、向上させていく考えを示した。

(范正祥、葉素萍/編集:名切千絵)