ブレーブス戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

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今季5度目の先発で5回3安打無失点の好投、救援陣が逆転を許し今季初勝利を逃す

■ブレーブス 2-1 ヤンキース(ダブルヘッダー2試合目・日本時間27日・アトランタ)

 ヤンキース田中将大投手は26日(日本時間27日)、敵地で行われたブレーブスとのダブルヘッダー第2試合に先発。5回3安打無失点4奪三振、66球で降板となった。試合は逆転負けを喫しヤンキースは今季ワーストの5連敗となったが日本人右腕の好投に米メディアは「どんどん力強くなっている」と賛辞を送っている。

 散発の3安打、走者を背負った場面でも得点を許さない好投を見せながらも今季初勝利を逃した田中。サマーキャンプ中に打球が頭部に直撃した影響から開幕が遅れたが、ここまで5試合に登板し0勝1敗、20回2/3を投げ10失点(自責8)、17奪三振、防御率3.48の成績を残している。

 前回登板の18日(同19日)対レイズ戦こそ4回8安打6失点(自責5)と打ち込まれたが、その他は安定した投球を続けている。この日は白星こそ逃したが米メディアは田中の投球を評価している。

 AP通信は「マサヒロ・タナカは圧倒的だった。5回無失点、許した安打はわずか3本」と賛辞を贈ると、地元メディア「Newsday」で番記者を務めるエリック・ボーランド氏は自身のツイッターで「タナカは試合が進むにつれてどんどん力強くなっているようだ」と、好投を続ける右腕を評価していた。(Full-Count編集部)