北米のゲーム審査行うESRB「ガチャ要素」の有無をラベル表示へ。消費者からの要請に対応
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しかし、ルートボックスは、ゲームにおける特定のアイテムを入手したいゲーマーや子供たちから金銭を徴収する点において、ギャンブルとの類似性が指摘されています。ESRBは、ラベルに(Includes Random Items)の部分を追記するにあたり、消費者やゲーム愛好家(それも必ずしも子どもの親ではない)らからの要請があったと発表文で述べています。
コンシューマーゲーム機を手がけるマイクロソフト、任天堂、ソニーはルートボックスの当たり確率の表示を義務化することを約束しており、2020年にも実施することが予定されています。また主要なゲームパブリッシャーも年内にルートボックスの確率開示を約束しています。
ちなみにESRBは、ルートボックスは"お楽しみ箱"のようなものであり、ギャンブルとは見なさないとの判断を2017年に下していましたが、今回のラベル表示の導入はその判断を完全に改める訳ではないものの、ギャンブル性があると主張する人々の意見にも耳を傾ける対応と言えそうです。
Source: ESRB
Via: The Verge