韓国軍合同参謀本部は北朝鮮が未詳の飛翔体を発射したと発表した(コラージュ)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が東部の元山付近から朝鮮半島東の東海上に未詳の飛翔(ひしょう)体2発を発射したと発表した。飛翔体は約230キロを飛行したもようだ。新型ロケット砲や戦術地対地ミサイルなどと推定される。韓国軍当局は弾種や飛行距離、高度などを分析している。

 韓国軍は追加の発射に備えて関連動向を監視し、対応態勢を維持している。

 飛翔体は韓国軍の弾道弾早期警報レーダーなどに探知された。

 北朝鮮が飛翔体を発射するのは今年に入って初めてで、昨年11月28日以来となる。北朝鮮は当時、東部・咸鏡南道から東海上に「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」2発を発射した。