提供:週刊実話

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 Fカップの谷間を強調し、バラエティー番組をにぎわすぱいぱいでか美。インパクトのありすぎる芸名で「名乗るほどデカくはないがそこそこデカい」のキャッチフレーズが人気を博した。でも、いったい何者? と思われてる読者も多いことだろう。その名付け親の秘密や、実はダメ男好き&AV大好きなど、意外なキャラだった――。

――とりあえず、なんと呼べばいいですか?
でか美 「でか美」でいいですよ。「ぱいぱいさん」と呼ぶ方もいますけど…。

――どっちにしろ、セクハラっぽくて気が引けます。
でか美 とても気に入ってる名前なので、心配無用です。名付け親はバンド時代の男の先輩なんですけどね。

――勇気ある男だなぁ。メンバー紹介の時も「ボーカル…ぱいぱいでか美〜」ってやるわけでしょ?
でか美 そうですね。半分くらいのお客さんは引いてました(笑)。でも、コミックバンドみたいな名前のくせに、結構、ちゃんと歌うものだから、終わる頃には評価がグンと上がるんです。

――なるほど。最初にハードルを下げておく作戦か。
でか美 そんなつもりじゃないんですけど、結果的にはそうなりましたね。その先輩から、「あだ名は“ぱいぱいでか美”な」という、学生バンドの軽いノリで付けられたんです。今思えばセクハラですけど、なぜかその時「めっちゃいい名前!」と思い、受け入れたんですよね。覚えやすい名前でいいなと思いました。大きいことがコンプレックスだったので、目立たないように隠していたんですけど…。

――いつ頃から大きく?
でか美 自分で気づいたのは小6くらいです。9つ上の兄がいて、部屋にはエロ本があってそれを見るわけです。当時は太っていたのがイヤだなと思い、身長を伸ばすことに専念したんです。牛乳を飲んだりして。そしたら、胸だけが残った(笑)。中1でDカップ、高校ではFカップになってました。

――どうしてそんなにコンプレックスに?
でか美 当時から、顔が可愛くないという自覚があったので、それってヘンなことなんじゃないかと。可愛くもないのに胸がデカいのは気持ち悪いことなんじゃないかって。

――名付け親の先輩はよく見抜いたもんだ。
でか美 不思議ですよね。すごく気にしていたことが、あだ名を付けられた瞬間、コンプレックスがチャームポイントになったというか、誇ってもいい特徴なんだと気づかされたんです。それからは、ボディーラインを強調するような服を着ることも増えましたね。ダボッとした服も好きだし、何も考えずに好きな服を着るようになりました。

――男の反応も変わった?
でか美 浅はかなモテが発生するというか、今までの私の人生は何だったの? と思うくらいチヤホヤされました。男性って素直ですよね。

――おっぱい星人だらけでスミマセン(笑)。
でか美 電車に乗っていても、今日みたいな服を着ていると男女問わずに「おっぱいでかっ」という視線を感じますね。おっぱいで注目されて、そのあとで顔を見たら「あれ? でか美ちゃんじゃない!?」みたいな。声をかけてもらうのは嬉しいので、パッと見で分かる特徴があってよかったなぁと思いますね。
 彼女がブレークしたのは『有吉反省会』(日本テレビ系)への出演がきっかけ。芸名のインパクトだけでなく、当意即妙の受け答えでレギュラーの座をつかみ、共演者の岩井志麻子や指原莉乃からはその“でか美”を生揉みされている。

――恋愛関係はどうなの?
でか美 私、ちょっとメンヘラ気味なところがあって、彼氏の浮気を見つけた時は大変でした。上京して先輩と4年くらいお付き合いしたんですが、彼の服のポケットから居酒屋のレシートが出てきて、人数のところに「2人」って。そこからはもう、問いつめ&妄想が始まっちゃうんです。帰宅までのこの時間があればヤレちゃうはずだとか(笑)。でも、別れはしません。そういうのが溜まって、ついに爆発した時は自分の部屋のカーペットを燃やしかけたりもしました。「もうイヤだ! 家ごと燃やして死ぬ!!」って。その後も何度かいろいろあり、その人とは普通に事件でもなんでもないタイミングで別れましたね(笑)。