レアンドロがFC東京へ! 鹿島の4選手が他クラブへ期限付き移籍…小池裕太はシント=トロイデン復帰

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鹿島アントラーズは3日、ブラジル人MFレアンドロ(26)がFC東京、FW山口一真(23)が水戸ホーリーホック、DF小田逸稀(21)がFC町田ゼルビア、FW有馬幸太郎(19)が栃木SCに期限付き移籍することを発表した。4選手の移籍期間は2021年1月31日まで。鹿島と対戦する全ての公式戦に出場することができない。

また、ベルギーのシント=トロイデンから期限付き移籍加入していたDF小池裕太(23)の移籍期間満了も併せて伝えている。

レアンドロはグレミオやパルメイラスなど母国の複数クラブでプレーした後、2017年に鹿島へ期限付き移籍。翌年には完全移籍を果たした。今シーズンは明治安田生命J1リーグで22試合3ゴール5アシストを記録している。

阪南大学出身の山口は、2018年に鹿島に入団。2年目の今シーズンはJ1リーグで7試合に出場している。

小田は2017年に東福岡高校から鹿島に入団。今シーズンはJ1リーグで8試合1アシストを記録した。

ジュニア時代から鹿島の育成組織でプレーしてきた有馬は、2019年にトップチーム昇格。今シーズンは天皇杯に2試合出場し、プロ初ゴールとなった1ゴールを決めている。

小池は2018年に流通経済大学からシント=トロイデンに入団し、2019年に大学時代にも特別指定選手として登録されていた鹿島に期限付き移籍。今シーズンはJ1リーグで14試合1ゴールの数字を残した。

5選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

◆レアンドロ

《鹿島アントラーズ》

「自分が望んでいた離れ方ではなく残念ですが、この3年間、チーム関係者、サポータ―の皆さんには応援及び支えていただきありがとうございました。在籍中は、怪我をしながらでもチームのために貢献出来るようにと、頑張ってプレーをしました。この先もアントラーズのことを応援しておりますし、また一緒にプレー出来ればと思っています」

《FC東京》

「FC東京に加入できることを嬉しく思います。チームメイトと一緒に力を合わせて勝利に貢献できるように頑張りたいです。クラブが目指すリーグタイトルを獲得したいです。これから応援よろしくお願いします」

◆山口一真

《鹿島アントラーズ》

「鹿島アントラーズでプレーしたこの2年間、自分がどこまでチームの勝利に貢献できたのか、思い返してみても不甲斐なさを感じます。今年は水戸ホーリーホックで必ず活躍し、アントラーズのサポーターの方々に成長した姿を見せたいと思います。引き続き応援のほど、よろしくお願いします!」

《水戸ホーリーホック》

「鹿島アントラーズから加入することになりました、山口一真です。一つでも多くのゴールに絡み、チームの勝利に貢献することが自分の役割だと思っています。水戸ホーリーホックのサポーターの方々に結果で喜んでもらえるよう、全力で戦います!応援、よろしくお願いします!」

◆小田逸稀

《鹿島アントラーズ》

「鹿島アントラーズの勝利、タイトル獲得に貢献するためには、まだまだ自分はプロサッカー選手としてすべてにおいてレベルアップする必要があり、今は違う環境でプレーすることがベストな選択だと信じています。2020シーズンが終わった時、この決断が間違っていなかったと証明するため、1分1秒を無駄にせず、全力で戦ってきます。必ず成長し、カシマスタジアムに帰ってきます」

《FC町田ゼルビア》

「鹿島アントラーズから加入することになりました、小田逸稀です。ピッチ上で自分の持ち味である攻守における一対一と空中戦の強さ、そして闘う姿勢を全面に発揮し、FC町田ゼルビアのJ1昇格に貢献出来るよう頑張ります。熱い応援、よろしくお願いします!」

◆有馬幸太郎

《鹿島アントラーズ》

「2020シーズンは、栃木SCでプレーすることを決断しました。カテゴリーは変わりますが、違う環境で経験を積み、成長することが今の自分に必要だと思います。必ずレベルアップし、またアントラーズに戻って来られるよう頑張ります!」

《栃木SC》

「一つでも多くの試合とゴールに絡み、栃木SCの勝利に貢献できるよう頑張ります。サポーターの皆さんに喜びを届けられるよう、強い覚悟を持ってプレーします。応援、よろしくお願いします!」

◆小池裕太

《鹿島アントラーズ》

「短い間でしたが、応援していただいたファン、サポーター、スポンサーの皆様、本当にありがとうございました。そして、鹿島アントラーズでプレーする機会を与えてくれたクラブ、ともに戦うことができたチームメイト、スタッフには本当に感謝しています。プロサッカー選手としてもっともっと成長できるよう、これからも全力でサッカーに取り組みたいと思います。ありがとうございました!」