藤田観光(9722)、株主優待を一部変更!「提携施設 株主優待券」を廃止し、「箱根小涌園ユネッサン」と 「下田海中水族館」の無料入場券を贈呈することに!
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ホテル椿山荘東京、太閤園などを運営する藤田観光株式会社が、株主優待を一部変更することを、2019年12月19日に発表した。
藤田観光の株主優待は、毎年6月末時点と12月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて、ホテル椿山荘東京などの自社運営施設(ホテルや飲食店、レジャー施設)で割引が受けられる『株主優待券』と、提携ホテルで割引が受けられる『提携施設株主優待券』を贈呈」というものだった。
今後は、これまで「提携施設株主優待券」を利用できたワシントンホテルとの株主優待の提携終了に伴い、「提携施設株主優待券」が廃止され、箱根小涌園ユネッサンと下田海中水族館で使える「日帰り施設利用券」(1枚につき2名まで無料で入場可)が贈呈される。
この株主優待の変更は、2020年6月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2019年12月末の株主優待については、変更前の配布基準で実施される。
藤田観光の株主優待制度の詳細は?
(変更前) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
6月末・ 12月末 | 100株以上 300株未満 | ◆株主優待券10枚(×年2回) ◆提携施設株主優待券3枚(×年2回) |
300株以上 500株未満 | ◆株主優待券20枚(×年2回) ◆提携施設株主優待券6枚(×年2回) | |
500株以上 | ◆株主優待券30枚(×年2回) ◆提携施設株主優待券9枚(×年2回) |
(変更後) | |||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 | |
6月末・ 12月末 | 100株以上 300株未満 | ◆株主優待券10枚(×年2回) ◆日帰り施設利用券2枚(×年2回) | |
300株以上 500株未満 | ◆株主優待券20枚(×年2回) ◆日帰り施設利用券4枚(×年2回) | ||
500株以上 | ◆株主優待券30枚(×年2回) ◆日帰り施設利用券6枚(×年2回) | ||
備考 | ※「株主優待券」は自社ホテルの宿泊が1室1泊基本料金の50%割引(最大2万円割引)、 飲食料金が20%割引(最大1万円割引)、箱根小涌園ユネッサンと下田海中水族館の 入場料金が50%割引(1枚10名まで)となる。 |
藤田観光の株主優待は、自社の運営施設を割引料金で提供する「株主優待券」。今回の変更で、箱根小涌園ユネッサンと下田海中水族館で使える「日帰り施設利用券」も贈呈されることになった。ただ、従来の「株主優待券」でも、この2つの施設の入場料が50%になるため、目新しさには欠けると言えそうだ。
藤田観光は東京都文京区に本社を置き、ホテル椿山荘東京や、大阪の高級宴会場・結婚式場の太閤園などを運営する企業。2019年11月に、インバウンド獲得競争の激化や台風被害などを受けて、2019年12月期(通期)の連結業績予想を下方修正。コストの見直しや、体験重視のインバウンド集客対策で回復を目指す。
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■藤田観光 | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
サービス業 | 9722 | 東証1部 | 6月末・12月末 |
株価(終値) | 必要株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
2837円 | 100株 | 28万3700円 | ー |
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※株価などのデータは2019年12月27日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 ※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。 |