王溢正投手

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(台北中央社)楽天の買収により、新体制での再出発を図ることになった「楽天モンキーズ」。日本企業の台湾プロ野球への参入は初となる。所属選手で、横浜DeNAベイスターズでプレー経験がある王溢正投手は、楽天が日本のトレーニング方法を台湾に持ち込むことに期待を示した。

17日、新チーム名などの発表記者会見で述べた。日本の野球に対し、台湾の多くの人が古いイメージを持ったままだと王は指摘。新たなチームで、台湾の選手たちに日本のプロ野球の発展スピードがなぜ速いのか知ってほしいとの考えを示し、学ぶことで台湾の球界をより良くする方法を見つけられればと語った。

「Rakuten」の文字が入ったユニホームに身を包んで取材に応じた王。「これまでと変わったところは特にない。私の責任はシーズンを通して健康を保ち、チームに貢献すること」と話した。

(謝静ブン、張新偉/編集:楊千慧)