ヘント戦で大きな一歩を記した、ジョアン・ビクター
ようやくジョアン・ビクターが、その呪縛から解き放たれる時がきた。今夏にリンツから加入したオフェンシブ・プレイヤーは、木曜に行われたKAAヘント戦の前半24分に、ドリブルから得意の左足によって強烈なシュートを突き刺しており、ヴォルフスブルクへ試合の主導権をもたらす2−0のゴールを決めたのだ。
しかしながらその10分後に追加点のチャンスを逸すると、その後にロストから失点に関与。さらにロスタイムでは、ロシア人審判のセルゲイ・イヴァノフ氏が、5分というあまりに長すぎる時間を設定した挙句、同点に追いつかれて痛みわけに終わるなど、ビクトールにとっては1試合のうちに大きな浮き沈みを味わう結果にもなっている。
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その一方で同じく今夏に加入したザヴェル・シュラーガーにも、別の形での進展がみられている。移籍金1200万ユーロを投じて獲得した同選手だったのだが、第3節のパダーボルン戦にて負傷。「その時に音が聞こえたんだ。何かが折れたと思ったよ」と振り返っており、母国オーストリアにてリハビリを開始。そして月曜日からはヴォルフスブルクへと再び戻ってきており、復帰に向けて1歩前進を果たしている。