ボールをパックに変え、2015年には最優秀GKに輝いたペトル・チェフが、週末にアイスホッケーのGKとしてデビュー。早速、活躍を披露してみせた。

 先週の木曜日にアイスホッケーへの挑戦を明らかにしていたチェフは、英国4部リーグ(NIHL2)にてギルドフォード・フェニックスの一員としてプレーし、ペナルティショットを2本止めるなど、3−2での勝利に貢献。スウィンドン・ワイルドキャッツ2を相手に、見事マン・オブ・ザ・マッチにも輝いている。
  
 試合後、チェフは「楽しんだよ。楽しんだよ。雰囲気は最高だった。勝利を収めたのだから、喜びもひとしおというものさ」と述べ、「子供の頃からの夢が1つ実現したんだ」とコメント。「この想いでは決して手放せないものだね」と喜びをみせた。「このような機会を得られるなんて、素晴らしいことだよ。またプレーできることを願っている」

 しかし背番号39を身につけた”37才のルーキー”は、あくまでFCチェルシーのアドバイザーとしての時間の余暇を利用してプレーするものであり、チーム内では第3GK扱いにある。「チェルシーで多くのすべきことがあるし、どれくらいアイスホッケーをプレーできるか、予想するのは難しいね」と、チェフは語った。