原発事故から8年、EUが被災地の食品輸入規制を緩和
安倍晋三首相が9月、EUのユンケル欧州委員長と会談した際に緩和の見通しを伝えられた。
農林水産省によると、EU内部の手続きが済み次第、放射性物質の検査証明書の添付が必要なくなる。対象は福島県の大豆、ゼンマイなど山菜の一部、宮城、群馬、茨城各県の水産物、長野、新潟両県のキノコ類など。岩手、千葉、栃木の3県についてはすべての食品への規制を撤廃する。福島県の一部の水産物や、複数県のキノコ類、一部山菜などへの規制は残る。
2011年の原発事故をきっかけに、一時は54の国・地域が日本産の農林水産物の輸入を規制。検出される放射性物質の低減に伴い、規制を解く国が増えたが、今なお中国や韓国など、22の国・地域が禁輸を含む何らかの規制を講じている。
