モウリーニョを「良い監督にさせた」のは“メッシ”? 本人が一例挙げる

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ポルトガル人監督のジョゼ・モウリーニョ氏が、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが自身の成長の助けとなったことを明かしている。イギリス『SPORTbible』がスペイン『EFE』を引用して伝えている。

ポルト指揮官時代に成し遂げた2003-04シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)など、ポルトガルでの成功をきっかけに台頭したモウリーニョ氏。その後、チェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドで数々のタイトルを獲得してきた名将だ。

同氏は昨年12月中旬にユナイテッドでの任を解かれて以降、フリーの状態が続いているが、現在は監督業復帰を目指しながらイギリス『スカイ・スポーツ』で解説者を務めている。

そんなモウリーニョ氏は、これまで自チームで指導した選手たちだけでなく、ライバルチームの選手たちにも自身の手腕を磨く要因になったと感謝の気持ちを抱いていることを告白。その一例として、チェルシー時代にはCLで、マドリー時代には同リーグなどで対戦してきたメッシを挙げた。

「私は常に、自分の選手たちに感謝していると言ってきた。そして、私の選手でなくても、私の前に立ちはだかった選手たちにも感謝しているよ」

「例えば、メッシは私のチームでプレーしたことはない。だが、対戦するときには、彼に対する対策を準備してなくてはいけなかった。それが私をより良い監督にさせた」

「もちろんメッシだけでなく、私と対戦した偉大な選手たちに言えることだけどね」