8日放送、MBS「戦え!スポーツ内閣」では、バレエダンサーの熊川哲也にインタビュー。「バレエダンサーとはケンカするな」との都市伝説について聞いた。

16歳の時に東洋人で初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団し、プリンシパルも務めた熊川は「日本人特有の技術というところは強かったかな」と振り返る。熊川は「五輪で金メダルを獲る日本の選手は、みんな技術が超越している。それと同じだったと思う」と続けた。

MCの武井壮が「バレエダンサーに向いている性格」を質問すると、熊川は「落ち着きのない、ヤンチャ坊主のほうがうまい」とコメント。「多感な時期にたくさんのことを吸収する。欲張り(であること)も大事」と明かす。

熊川は「勉強ができる子は、頭で考えちゃう」ともコメント。「頭で考えるともう遅い。感受性じゃない。頭脳プレーとか言うかもしれないけど、そんなフィールドに出た時には遅いわけ。感性でいかなきゃダメ」との見解を示した。

「バレエダンサーとはケンカするな」との都市伝説があると聞くと、熊川は「脚を上げたハイキックとか、かかと落としとか、毎日毎日やっている」とコメント。「(上げた脚を下す際の)内転筋の力が強い」とし、「それを毎日やっているのと、脚が上がるから」生まれた都市伝説ではないかと笑う。

そのうえで、熊川は「だから、たぶん、ミルコ・クロコップとやったら、オレ勝つんじゃないかな」と冗談を飛ばした。