SKRテクノロジーが紹介する、ICタグを活用した商品情報端末。(撮影:東雲吾衣)

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ベンチャー企業と投資家などのマッチングをはかる「ベンチャーフェア2006」(主催・中小企業基盤整備機構)が17日、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開幕した。19日まで。会場では、参加企業が、販路拡大や事業提携先の開拓に向け、自社の製品やシステムを熱心にアピールしていた。

 今年で8回目になる同イベントには、医療・福祉など15分野の企業が参加し、約260のブースが設けられている。また、会場では専門家による経営相談も無料で行われている。

 SKRテクノロジー(本社・東京都大田区、関本明史代表取締役)は、ICタグを活用した商品情報端末を紹介している。商品に貼付されたICタグを読み込み用の機械に近づけると、商品情報や生産履歴などの内容が、液晶ディスプレイに表示される。このようなシステムをすでに導入している大手百貨店もあるが、同社は「低価格の端末を使ったシステム」を中小の商店などに提供したい考えだ。【了】

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