八村塁、絶好調も評価急落のナゼ 「評価は過大」と米メディアが指摘する3つの理由
米メディアはドラフト企画で八村の予想順位を「12位」→「26位」へ下方修正
6月の米プロバスケットボール(NBA)ドラフトで上位指名が期待されるゴンザガ大の八村塁。全米大学体育協会(NCAA)1部で今季1試合平均20.5得点、6.7リバウンドの大活躍で、知名度をうなぎ上りに高めているが、米メディアのドラフト予想ではよもやの評価急落となっている。
「NBAドラフト2019 ザイオン・ウィリアムソンがトップに鎮座し、ルイ・ハチムラは僅かに転落」
こう特集したのは米スポーツ専門メディア「スポルティング・ニュース」だった。
昨年10月の企画では全体14位指名、11月の企画では全体12位指名が予想されていたゴンザガ大のエースだが、最新のランキングでは26位まで後退している。
寸評では「ハチムラが大学バスケットボール界で、ポストシーズンにおける表彰が考慮されることは当然だ。とはいえ、彼のドラフトにおける評価は過大で、妥当性を少し欠いている」と分析している。
ドラフト格付けで「12」も順位を下げることになった評価の理由は3つだという。
21歳という年齢で伸びしろも不安視!?
「興味深い特徴を持っているが、3ポイントにおけるシュートレンジを広げることができていない。守備面では理解の欠如を依然として示している。そして、すでに21歳である」
特集では3ポイントショット、守備、そして、大学3年という年齢的な伸びしろを不安視していた。
「ハチムラはローテーションプレイヤーに成長するかもしれないが、今すぐ安定してチームの勝利に貢献できるかは想像しがたい」
NBAのルーキーイヤーで即戦力になれるのか――。米バスケ界で大活躍中のスター候補ゆえに、厳しい視線も注がれている。(THE ANSWER編集部)