“シェアエコ”台頭でリユース業界に危機感
フリマ最大手メルカリの小泉文明社長はサービスが広く受け入れられた背景について、「大量生産・消費が持続可能でないことを誰もが感じており、新品へのこだわりが薄れている」と分析する。
シェアエコ普及を後押しするのが、スマホなどを使って何かを「したい人」と「してほしい人」を取り持つマッチング精度の向上だ。フリマアプリではキーワード入力だけで求める相手が見つかる。
こうしたマッチングを地方の課題解決に生かす動きもある。スマホを使い同じ目的地の人同士が車に相乗りする「ライドシェア」サービスを手がけるnotteco(ノッテコ、東京都千代田区)は2017年春から北海道北部の天塩町と協力し、高齢者の「足」づくりを進める。約70キロメートル離れた稚内市まで通院のために利用する町民が多い。同社には他の自治体からの問い合わせも相次いでいる。
一方、危機感を抱くのが既存の店舗型のリユース業界だ。商品の買い取り価格は在庫管理のコストなどを考慮するため、「希望よりも低いケースがほとんど。そうなると自分でフリマで売った方がいいと考える人が多い」(関係者)。
IT化が個人のさまざまなニーズをつなぎ、「リアル」から「ネット」への流れが強まる中でビジネスモデルの見直しを迫られている。
