「一日一小汗」と 汗かきを整えるツボ押しで汗かき対策

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一日一回は、軽く汗をかきたい

ジワリと汗をかく季節が近づいてきました。運動した時にすがすがしくなるほどの汗をかくと、体の毒素が排出されたように感じ、気持ちまで軽くなります。汗をかくことは新陳代謝を上げたり、体温の調節をし、心身を健康に保つのにとても大切な役割なのです。

日常生活で忙しいが口癖の人や、車生活の人などは、運動不足になりがち。だから、まずは“一日一小汗“をかく、体を動かす習慣を身につけましょう。家の掃除を徹底的に行ったり、お風呂にしっかりと浸かるのも、自然と”小汗“をかく習慣になります。

症状を伴う汗は早めにケアを

暑い日には汗が止まらず、かいた汗をほうっておくことで刺激になり、皮膚に炎症が起きたり、汗腺が詰まって汗が皮膚にたまって起こる疾患があります。

あせもは、汗が乾きにくいヒジの内側やヒザの内側などにできやすく、頭、顔、首なども注意が必要。赤くなったり、白色の水ぶくれなど、炎症がひどくなる前に、こまめに汗を吹いたり、室内の温度や湿度を除湿機などでコントロールし快適な肌を心がけます。

運動などをする際の服装は、吸湿性の高い木綿、速乾性昨日のある素材を身につけましょう。

汗かき体質の手助けになるツボ押し

汗かき体質や、あせもができやすいなどの体質改善を目指すのには、ツボ押しがオススメ。毎日朝晩押すように心がけます。

1. 合谷(ごうこく)
手の親指と人さし指をギュッと閉じた際、ポコッと膨らむ筋肉のポイント。九軽一重のリズムで押します(9回軽く押し、10回目にグイーッと押し込む)。合谷は万能なので、頭痛、歯痛、下痢、不眠にも効果的です。

2. 労宮(ろうきゅう)
手を握った時に、中指の先端が当たる手のひらのポイント。反対側の親指で押します。他の四指は手の甲側に当てるようにします。九軽一重のリズムで押し、左右の手を行います。

両手のツボ押しは日常のスキマ時間に取り入れやすいので、夏本番がくる前に毎日の習慣にしましょう。

 

ライター:安藤けいこ
呼吸法ヨガセラピー実践、指導者。ヨガ歴17年、ヨガ指導歴12年。絵描き、元JSBA公認プロスノーボーダー。南米ペルーのセラピー施設でヨガ指導担当。2014年日本帰国。神奈川県逗子市在住