アンケートで垣間見えるホワイトデーの現実

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ブランド品などの買取りを手掛ける買取専門店「大吉」を全国展開するエンパワーは、2月、ホワイトデーの時期に品物を売りに出したことがある全国の20代から60代の男女336人を対象に、インターネットによるアンケート調査を実施した。

【写真を見る】ホワイトデーにバレンタインのお返しとして食べ物以外のモノをプレゼントしたことがある人は9割以上

ホワイトデーにブランド品をプレゼントしたことがある人は6割以上

約300人にアンケート調査を実施したところ、「ホワイトデーにバレンタインのお返しとして食べ物以外のモノをプレゼントしたことがありますか」という質問に対して、「プレゼントしたことがある」と答えた人が90.5%と9割以上にのぼることが分かった。

「どんなものをホワイトデーにバレンタインのお返しとして、プレゼントしましたか」という質問には、「ブランド品」と回答した人が62.4%と最も多かった。

ホワイトデーにもらったプレゼントを売ったことがある人は7割以上

ホワイトデーにもらったプレゼントを売りに出したことはありますか。」という質問では、「売りに出したことがある」と回答した人が71.7%と、何と7割以上の人がプレゼントを売りに出しているということが判明。

「誰からホワイトデーにもらったプレゼントを売りに出しましたか。」という質問では、「昔の恋人」という回答が73.9%と最も多く、続いて「会社の同僚」48.1%、「友人」が42.7%という結果に。

また、「ホワイトデーにもらったプレゼントは、どんなものを売りに出しましたか。」という質問では、「ブランド品」が64.7%と最も多く、続く「時計」は47.3%、「金・プラチナ」は45.2%と、高額買取になりそうなものを売っている傾向がわかった。

「もらったプレゼントを売りに出した理由」は、「捨てるのがもったいないから」という理由が52.1%、45.9%が「気に入らなかったから」、43.6%が「お金が必要だったから」と回答。

■ あげたプレゼントが売りに出されたことには半数以上が気付いている

ホワイトデープレゼントをあげた人達の中には、プレゼントを売りに出されたことに気づいた人たちもいる。

「渡したプレゼントを売りに出されたことはありますか」という質問に対して、「売りに出されたことがある」と答えた方は55.7%。半数以上の方が売りに出されたことに気づいていることがわかった。

プレゼントを売りに出されたのを気付いたきっかけは何ですか」という質問に対しては、「プレゼントを売りに出したことを本人から直接聞いたから」という回答が一番高く61.0%、56.7%が「プレゼントを売りに出したことを人づてに聞いたから」、41.2%が「あげたプレゼントをフリマアプリで見つけたから」。本人もしくは知人から知らされるほか、フリマアプリのアカウントから発覚することも多いようだ。

■ バレンタインデーのお返しにプレゼントが欲しい人は8割以上

「あなたがバレンタインにプレゼントを贈った場合、お返しが欲しいと思いますか。」という質問では、「欲しいと思う」との回答が84.2%と、8割以上がお返しのプレゼントを欲しいと思っていることがわかった。

また、「バレンタインのお返しが欲しい理由は何ですか。」という質問では、「気持ちが伝わるから」という理由が66.1%と一番多く、48.8%が「お返しすることが礼儀だから」、46.6%が「自分のために選んでくれたと思えるから」という理由が続いた。

お金や人間関係の現実が垣間見える調査結果に。とはいえ、やはり貰えると嬉しいのがプレゼント。今年のホワイトデーも、大切な人にはプレゼントを贈るのが良いかもしれない。(東京ウォーカー・ホシ)