ヘルタ・ベルリンは2016・17シーズンの決算を発表。売り上げは過去最高となる1億1230万ユーロを計上した。インゴ・シラーCFOは「我々は非常にいい道のりを歩んでいる。このコンビネーションにより、非常に満足のいく結果を出せた」と胸をはっている。

テレビやラジオによる放映権料は3380万ユーロ、移籍関連は2400万ユーロを計上。とくにヴォルフスブルクへと移籍したアンソニー・ブルックスの移籍金2000万ユーロが大きな影響を与えた。「ただ財政的な理由で手放す必要があったわけではないがね」

また人件費は総額5080万ユーロ。収入の総額は9520万ユーロで、出費の総額は1億300万ユーロ。なお今シーズンに関しては、売り上げの総額は1億3千万ユーロを見込んでいるという。

ダリダが膝の手術へ

その一方でヘルタ・ベルリンでは、マテュー・レッキーが大腿筋の問題から回復し、月曜日からチーム練習に参加。2週間前のヴォルフスブルク戦でふくらはぎを負傷していたニクラス・シュタークも、木曜のビルバオ戦に向けたチーム練習に復帰。さらに軟骨の手術からの復帰をめざすユリアン・シーバーも来週の参加が見込まれている一方で、kickerが得た情報によればウラジミール・ダリダが、膝の手術を受けることになりそうだ。

チェコ代表MFは、10月なかばに行われたシャルケ戦にて膝を負傷。当初は2週間の離脱が見込まれていたものの、なかなか思うような回復がみられておらず、先日はラインにングメニューをこころみたものの、痛みにより途中で中断していたことが伝えられていた。


ミヒャエル・プレーツ(マネージャー:ベルリン)「ポカールでは我々は2回戦で敗れてしまった。ヨーロッパリーグでは、グループリーグを突破するために、あと2勝が必要だと考えているよ。だからビルバオ戦では勝利をどうしてもおさめなくてはならない。リーグ戦については、勝ち点14というのは、まだまだこれからというところではあるのだが、しかし本来の予定よりも下回っていることはいわなくてはならないよ。ただ目標として設定しているトップ10入りについては、あと勝ち点差2だけどね。今夏には戦力を獲得して、選手層に厚みがまし、改善を行うことができた。ここ数年は安定化を行ってきたが、しかし毎シーズンにいえることだがね。開幕当初は安定をまずはめざしていくことにはなるよ。ブンデスは接戦だね。いままでは我々はあまりに失点が多いとおもうし、そこには取り組んで、攻守のバランスを見出していかないと。」