毎日食べたくなるパンに出会える場所・笹塚『オパン』へ行ってきました
近所にある いつものパン屋 『オパン』
2016年4月に開店した『オパン』。オーナーシェフの國井慎二さんは、東京製菓学校卒業後、『BIGOT TOKYO』に入店。田園調布、鷺沼、港南台、鎌倉などで15年に渡ってご活躍された後に独立、街の雰囲気がとても良くて、ご実家からも近い笹塚に念願のお店をオープンしました。ちなみに、オパンというネーミングは、「お米」や「お魚」のようにパンにも「オ」を付けて丁寧にしたことが由来だそうです。
入口では、コック帽をかぶったキュートなオパンくんがお出迎え。パンの焼きあがり時間にあわせて来店されるお客様も多く、人気のバゲットや食パンは焼きあがるとすぐに売り切れることも。
國井シェフが大好きなライトブルーが基調のお店。クリスマスモードの素敵な雰囲気で、おもわず立ち止まって写真を撮られる方もいらっしゃるとか。
ドアのガラス越しに見える、とってもおいしそうなパン。眺めているだけで幸せな気持ちになれます。
いよいよ毎日の「おいしい」が生まれる場所へ!
初めてのパン屋さん取材でワクワクが止まらない編集長とmico。少しドキドキしながら、お客様で賑わう店内へ。
パン作りの原点は、お母様の手作りパン
ご近所はもちろんのこと、ブログやインスタグラムなどSNSをご覧になったお客様が、遠くからわざわざ来店されるほど、大人気のオパン。
オーナーシェフの國井さんが、パン職人を志したきっかけは、お母様の手作りパンでした。製菓を学びながら、将来を考えた時に浮かんだのは、子供の頃大好きだったパンの思い出。お母様のようにみんながホッとして自然と笑顔になれるような、毎日食べたくなるパンを作りたい。その思いが形になって『オパン』となり、子供から大人まで幅広い世代の方々に愛される「おいしい」パンが、毎日ここから生まれています。
↑カウンターに飾られていたこのカードは、お客様が実際に購入されたオパンのパンを描いてプレゼントしてくださったそうです。
「『オパンくん〜〜!』と子供さんから呼ばれることもあります」と嬉しそうな國井シェフ。やさしいお人柄が感じられますね。
↑取材中も続々とパンが焼きあがっていました。オーブンから取り出したばかりの焼きたてのあんパン。
おもいっきりほおばりたい!人気のパンは「オパンドッグ」
フランスパンの生地に、驚くほど立派なソーセージが挟まれたオパンドッグ。香ばしく焼かれたソーセージの下には、自家製ザワークラウト(キャベツの酢漬け)が入っていました。とってもジューシーなソーセージとキャベツの酸味の相性がバッチリで、食べ終わってからも余韻に浸ってしまうおいしさのパンです。
毎日食べたくなる、いつものパン「角型食パン」
ほんのりクリーム色で、ふわモチの食感の食パン。北海道産強力粉「キタノカオリ」を使用して丁寧に焼きあげられており、香りが高く、噛むごとに甘味と旨味が感じられるのが特徴で、予約で売り切れてしまうことも多いとか。オパンの常連さんに愛されている大人気の食パンです。
お子さんに大人気のかわいいミルクパン「パヴェ」
パヴェは小ぶりで食べやすく、やさしい甘さがお子さんに大人気のミルクパン。パヴェとはフランス語で「石畳」という意味をさすそうです。
大人の手のひらで包み込めるくらいの大きさでそのままで食べてももちろんおいしいのですが、店頭ではこのパヴェにタマゴサラダを挟んだサンドイッチも販売されているんです。アレンジ幅が広いパンなんですね。
出典:http://opan-bakery.com
クリスマスまで、ゆっくり少しずつ味わいたい「シュトーレン」
実は、「シュトーレン」がきっかけで実現した今回の取材。「シュトーレン作りのすべてをインスタに投稿しているパン屋さん発見!」と、その写真に魅了された私がお願いして記事でご紹介させていただくことに。
クリスマスまでゆっくり楽しみたい!作り手の思いが詰まったシュトレンの魅力 | おうちごはん
オレンジのお酒にじっくり時間をかけて漬け込まれたレーズン、オレンジピールなどのドライフルーツ、そしてアーモンドやスパイス香る深い味わさが特徴のシュトーレンは、スペイン産マルコナ種のマジパンを入れる伝統的なレシピで作られています。
「よく冷やしてから、薄くスライスして、毎日少しずつ変化を楽しみながら味わってほしい」と、國井シェフの思いが詰まったシュトーレン。ご予約受け付けは、2016年12月15日までとのこと。この季節にしか食べられないおいしさ、みなさんも味わってみてはいかがでしょうか?
2016年オパンのシュトーレン 通販・店頭販売のご案内はこちらから
お客様も、スタッフも、みんなが笑顔で楽しめるお店に
「スタッフのアイデアを積極的に取り入れてくださるので、とっても働きやすいです」とは、シェフが信頼を寄せるスタッフの菊池さんからのコメント。女性スタッフの菊池さんがつくるキャロットケーキやスノーボールなどの焼き菓子も、やさしい甘さでファンが多いとか。
取材終了後、おうちごはん編集部に持ち帰ったパンは、どれも本当においしくて、食べたみんなが幸せなそうな顔に。飽きない味で食べやすく、「もっとこれ食べたい!」とおかわりするメンバーもいて、あっという間に食べきっちゃいました。
「お客様も、スタッフも、みんなが笑顔で楽しめるお店にしたい」。お母様の手作りパンがきっかけでパン職人になった國井シェフの真摯な姿勢と思いやりの気持ちが、バラエティ豊かな一つ一つのパンから伝わってきました。
國井シェフ、スタッフのみなさま、ありがとうございました!
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