韓国 けさのニュース（１０月１０日）
ソウル中央地裁は１０日、収賄罪に問われている前大統領、朴槿恵（パク・クネ）被告の公判で、同被告の勾留を延長するか保釈するかを決定する予定だ。勾留延長を請求した検察と、反対する弁護人それぞれから意見を聞く。刑事訴訟法では被告の一審での拘束期間を起訴から最長６カ月とする。朴被告は今月１６日に期限を迎え、勾留の延長が認められなければ保釈されることになる。
１０日は朝鮮半島中部の一部地域で雨が降る見通しだ。ソウルと京畿道、江原道西部は夕方から５〜４０ミリの雨が降る。江原道東部の山間部では８０ミリ以上降る所もある。一部の地域では夜から突風や落雷に注意する必要があるという。
◇加熱式たばこにも発がん性物質あり
加熱式たばこ「アイコス」は一般の紙巻きたばこと同じく多様な発がん性物質を含んでいると分析する資料が多いと、国会企画財政委員会所属の野党議員が１０日、指摘した。米フィリップ・モリス・インターナショナルのアイコスは韓国でも販売されているが、韓国ではまだ有害性などに関する分析がない。この議員は海外の分析資料から、アイコスにさまざまな発がん性物質が含まれており、肺がんや口腔がん、胃がん、腎臓がんなどの発がんリスクがあることが分かったと伝えた。
◇初の超大型投資銀行 誕生間近か
金融当局が超大型の投資銀行の指定および短期金融業の認可に関する案件を１０月中に証券先物委員会と金融委員会に回し、速やかに扱う方針を固めたことが１０日、分かった。これは証券大手５社が申請していた案件で、認められれば韓国初となる超大型投資銀行が誕生する。ただ、一部の証券会社には潜在的な不安要因もあり、５社すべてが超大型投資銀行に指定されるかどうかは不透明だ。
