左:中田考(イスラーム法学者)、右:島田裕巳(宗教学者)

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10月4日(水)、東京・渋谷のLoft9 Shibuyaにて、イスラーム法学者の中田考と宗教学者の島田裕巳が、イスラームおよび世界の宗教について語り合うトークイベント「イスラーム、ムスリム、宗教、どんな疑問にもお答えします!」が開催される。

中田は同志社大学客員教授で、イスラーム法学では世界的な権威。7月に上梓した最新刊『帝国の復興と啓蒙の未来』(太田出版)では、イスラームの側からしか見えない歴史を解き明かすことを試みた。

一方の島田は宗教学を専攻とし、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを歴任。日本宗教から出発し、世界の宗教を統合的に理解する方法の確立を目指す彼は、「世界と日本の宗教が衰退している現象」を論じた『宗教崩壊』(SB新書)、中田との共著『世界はこのままイスラーム化するのか』(幻冬舎新書)のほか、『なぞのイスラム教』『葬式は、要らない』『浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか』といった著作がある。

そんな2人が繰り広げるトークイベントのキャッチフレーズは「タブー一切なし。公安、新聞記者どんとこい!」。宗教のエキスパートの2人が、「イスラームのこれから」「世界の宗教のこれから」についてとことん語り合い、イスラーム、ムスリム、宗教、どんな疑問にも回答する。

トークイベントは2017年10月4日(水)、Loft9 Shibuya(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 1F)にて開催。開場は18:30、スタートは19:30。入場料:前売・予約1800円 /当日未定(要1オーダー500円以上)。(文中敬称略)