バチュアイ、去りゆく先輩のサポートに感謝「”クレイジー”なD・コスタの幸運を祈る」

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　チェルシーに所属するベルギー代表FWミシー・バチュアイが、アトレティコ・マドリードへの復帰が決まったスペイン代表FWジエゴ・コスタに感謝の言葉を贈っている。イギリスメディア『イブニング・スタンダード』が、22日に報じている。

　アントニオ・コンテ監督から構想外を告げられ、今夏の移籍が決定的と報じられていたD・コスタ。古巣アトレティコ・マドリードとは相思相愛とされながらも交渉は難航していたが、21日についにクラブ間で合意に達したことが発表された。

　移籍騒動に際してD・コスタとチェルシーの関係がこじれているという報道もされていたが、昨シーズンにチームメイトとして共にプレミア制覇を経験したバチュアイは、同選手に対して心から感謝の念を持っているようだ。自身の『ツイッター』上で両者の姿が収められた写真を添えて、「偉大なストライカーで、僕がチェルシーに来たときから常にサポートしてくれた存在。クレイジーなジエゴ・コスタの全てに感謝し、彼の将来の幸運を祈る」と記している。

https://twitter.com/mbatshuayi/status/910907543366533120

　対戦相手に挑発行為を行ったり暴行を働いたりするだけでなく、ベンチスタートとなった試合でジョゼ・モウリーニョ監督（当時）に向かってビブスを投げるなど、その行動が問題視されることも多かったD・コスタ。だが、問題児という側面だけではなく、プレミアリーグ初挑戦となるバチュアイに対して、ポジションを争うライバルにもかかわらずサポートを惜しまなかったという、良き先輩としての一面も持ち合わせていたようだ。

　今夏は難しい時間を過ごすことを余儀なくされたD・コスタだが、長きに渡る交渉を経てついに念願の古巣復帰を実現させた。「自分の家」と語るアトレティコ・マドリードにて心機一転し、自らを慕ってくれた後輩の願い通りに幸運を掴み取ることができるだろうか。