不倫と何が違うの?本当にデートするだけ?人に聞けない「パパ活」の実態

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ドラマの題材として取り上げられるほど、話題を集めている「パパ活」。就活・婚活などの“〇〇活”に続いて登場した、この「パパ活」という言葉が気になっている人も少なくないのでは?

「パパ活」なるものには、不倫や援助交際と同じようなイメージを抱きがち。カラダの関係はないそうですが、それでは何をしているの?パパ活の実態に迫ります。

■パパ活の相手ってどこで見つけるの?


ただでさえ出会いが少ないこのご時世。みなさん、どのような方法でパパ活の相手を見つけているのでしょう。

今回、お話を聞いた2 人の女性が利用したのは出会い系サイト。実際、ほとんどの女性が出会い系のサイトやアプリでパパ活の相手と巡り合っているようです。

◎A子さん(20代半ば)の場合



「パパ活に興味を持って、出会い系サイトに登録してみました。怖い思いをするのは嫌なので、登録会員数が多くてメジャーなサイトを選び、その中でパパ活相手を探すことに。匿名でやり取りできるうえに相手の年収も一目でわかるから、手間をかけずに今のパパと出会うことができました」

婚活サイト以外の出会い系サイトって、既婚者とも知り合えるんですね…っていうのに、まずはびっくりしました。パパ活相手を探す際は、うっかり不倫やセフレにならないように、細心の注意を払いたいところです。

WEB以外では、出会い系バーで会う、キャバ嬢として働きつつお客さんの中からパパを見つける、という人も。

相手の男性には、パパ活目的だと最初に伝えるのがポイント。しっかりお小遣いをもらうためには、お互いに割り切って付き合っていくことが重要なのだとか。

ちなみに、パパになる男性にとっては、水商売の女性でなく一般の女性とデートができる、会話ができるといったことがメリットと言えそうです。

■デートではどんなことをするの?


既婚男性とのデートというと、即、カラダの関係に発展しそうなイメージですが、現役のパパ活女子たちはどのようなデートを楽しんでいるのでしょうか。

◎A子さん(同上)の場合



「私のパパは野球観戦が好きなので、何度か2人で観戦に行きました。野球の後はちょっとリッチなディナーをご馳走になって、そのままバイバイ。露出度低めの服で行き、ロマンティックな雰囲気を出さないのが割り切った関係を続ける秘訣かな」

パパの趣味に付き合うことで、相手の欲求を上手に満たしている様子。競艇や競馬などパートナーを誘いにくい場所に同行する女性もいるようです。

◎B子さん(30代前半)の場合



「私がパパとデートをするのは、だいたい月1回。多くても2回ですね。パパと決めた“お給料日”に会うことがほとんど。お互いに“パパ活でのデート”と割り切ってるので、パパもその頻度で問題ないみたい」

デートの内容だけでなく、頻度についても気になるもの。パパ活を日常生活にうまく組み込むためにも、付き合う前にパパ活だという認識を持ってもらうのはとても重要なようです。

■パパに何をサポートしてもらう?


パパ活をする際は、相手にどのようなことを望むのか決めておくといいそう。
バブル期でいうメッシー(ご馳走してくれる男性)が欲しいのか、それともアッシー(送迎担当)が欲しいのかなど、自分の中で明確にしておくと、理想通りのパパを見つけられる、とB子さん。

◎B子さん(同上)の場合



「主婦なのですが、パートより手っ取り早く稼げる方法はないかと思いパパ活を始めました。毎月の家賃や光熱費分を賄う目的でパパとデートしています。お陰でパ―トのお給料は服や化粧品を買うのに回せます」

パパ活の相手はあくまでもサポーター。パパ活の収入を何に使うのかを先に考えておくと、より割り切ったお付き合いをしやすくなるのかもしれません。

■パパ活女子に共通する特徴は?


パパ活中の女性は様々な背景を抱えていますが、ある程度、共通点もある様子。年齢層は20代〜30代が多く、40代もいるようです。

職業は、バリバリ仕事をこなしているOLさんから専業主婦まで多種多様。仕事の合間に効率良くパパ活をして収入を増やすシングルマザーもいるみたいですよ。

■終わりに


カラダの関係を持たずに金銭的な援助が受けられるパパ活…。なんだか不思議なシステムですよね。

しばらく恋愛をしていない女性は、パパにコミュ力向上や男性慣れするための練習台になってもらうのもアリ?
深みにハマって結局不倫…とならない自信があるなら、パパ活を試してみるのもいいかもしれません。

ライタープロフィール


SYKSN
アラサー、1児の母。
人生最大のモテキに、お食事会(コンパ)で旦那をゲット。
しかし出産を機に旦那への恋心は冷め、ドラマや映画で胸をキュンキュンさせて女性ホルモンを活性化させる日々を送っております。
座右の銘は「生きてるだけでまるもうけ」。
お笑いをこよなく愛する、アラサー関西人です。
これまで見聞きしてきたおもしろ恋愛エピソードなどを活かして、ちょっと笑えるコラムをお届けします。