Apple Watch(第1世代)の無償修理期間が延長、「購入日から3年」に。裏ぶたが取れる問題に対応

 

アップルが、第1世代Apple Watchの無料修理期間を "購入日から3年間" に延長しました。これは特定の使用条件においてApple Watchケース裏面のカバー(ふた)が取れてしまう問題に対処するため。

対象となるのはSport、Edition、Hermèsの各モデルを含む全ての第1世代Apple Watch。これらデバイスを、マグネットを使う純正の充電器で充電した場合、充電器からApple Watchを取り外す際に裏ぶたが外れる問題が起こる可能性があります。

実際、日本のアップルのサポートフォーラムでも2015年の時点で裏ぶたが剥がれたとする報告が写真付きで投稿されていたり、Twitterにも充電器にくっついたまま剥がれた裏ぶたの投稿がいくつも見つかるので、国内でもそれなりの数の事例報告はある模様です。

MacRumorsは、アップルはもし問題が発生した場合はサポートへ連絡すれば無料で修理を受けられることと、以前にこの問題で有償修理をしたユーザーには払い戻しについて問い合わせをするよう呼びかけているとしています。

ちなみに、記事執筆時点では保証期間の延長は第1世代Apple Watchのみが対象。第1世代と混同しがちなSeries 1や、Series 2のApple Watchは裏ぶたの接着がより強力になっているため問題は発生しないとのことです。