ブームタウン・ラッツ、約30年振りに新作アルバムをリリースへ

写真拡大

 ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ(65)が、約30年振りに同バンドが新作アルバムをリリースすると発表した。ボブは、同バンドがすでに26曲もの新曲のレコーディングを終えており、今後まずEPとして4曲づつに分けシリーズ化しリリースした後、アルバム『メガ』として発売する予定だとデイリー・ミラー紙に明かした。

「もう26曲作ってあるんだ。今その編集作業をしているところさ。僕はもうボーカル部分のレコーディングを終えたよ。僕らは本当に楽しみにしていて、素晴らしい作品ができているって思っているんだ。たくさんの曲を作ったよ。今僕らは1曲できたと思ったらその翌日にはそれを却下しているっていう状況にあるんだ」

「たぶんEPシリーズとしてリリースすると思うよ。アルバムは『メガ』っていうタイトルにするつもりさ。まず4曲をEPで発売して、数か月後にまた4曲、そしてさらに4曲っていうふうにね。そんな感じで間隔を空けて、ちょっと違ったことをしたいのさ。それぞれのEPをシリーズごとに違う名前で呼ぶかはまだ分からないけど、それらをまとめてアルバムに収録したら、そのアルバムは『メガ』って呼ぶつもりなんだ」

 アイルランド出身の同パンクバンドのオリジナルメンバーは1986年に解散しているが、2013年にボブを中心に再結成しており、以来音楽フェスなどでツアー活動を再開している。今回の新作アルバムは1984年リリースの『イン・ザ・ロング・グラス』以来となる。