左からツァオ・ヨウニンさん、永瀬正敏さん

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(愛媛 3日 中央社)観光を通じて台湾と日本の交流促進を目指す「日台観光サミットin四国」が5月31日から6月4日まで、香川県、愛媛県などで開催されている。松山市で2日に開かれた歓迎晩餐会には、ゲストとして台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」出演俳優の永瀬正敏さん、ツァオ・ヨウニン(曹佑寧)さんが登場、会場は喚声に包まれた。

同映画は日本統治時代の1931年、嘉義農林学校(嘉農)野球部が台湾代表として甲子園に出場、決勝まで勝ち進んだ実話をもとに作られた作品。永瀬さんは、弱かった野球部を厳しくも温かく育てていく近藤兵太郎監督、ツァオさんはエースの呉明捷投手を演じた。

愛媛県の中村時広知事は、作中の近藤監督は松山市の出身であると説明。永瀬さんを台湾向け観光大使に任命して、日台交流に懸ける熱意を示した。

永瀬さんは同日、自身のフェイスブックで「“今後益々台湾と日本・愛媛県の文化や観光での交流が盛んになる様に微力ながらご協力できれば”と今回のお話を有り難くお受け致しました」と意気込みをつづっている。

(楊明珠/編集:塚越西穂)