松居大悟×オオイシヒロトのWeb連載漫画『恋と罰』 5・18に単行本化

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映画監督の松居大悟と漫画家のオオイシヒロトによる漫画『恋と罰』の単行本化が決定。5月18日(木)に上下巻が同時発売される。

恋に落ちるか? それとも恋に壊れるか? 三十路半ばの塾講師・百合子がイケメンラーメン屋店員・順に恋した時、周囲を巻き込んだ四つ巴の片想いのメリーゴーランドが回り始め──。

『恋と罰』は、先頃話題を集めた深夜ドラマ『バイプレイヤーズ』(テレビ東京)や、『アフロ田中』『アズミ・ハルコは行方不明』などの映画作品を手がけた松居が原作を、ネット発小説の大ヒットコミカライズ『奴隷区』で知られるオオイシが漫画を担当したもの。Webコミック『Ohta Web Comic』で連載されていたものが単行本化される。

異色のタッグによる共作は、『ゲームするしかない君へ』(コミックゼノン2012年1月号)以来になる。松居は、構想から4年近い歳月をかけた作品について、

「オオイシさんとの共作は、監督がオオイシさんで、僕は映画における脚本を担当するということに近い気がします」(QuickJapan vol.131)

と、述べており、オオイシは、「メインのキャラクター以外をシルエットとして描く」というアイデアについて、

「普通の漫画とは何か違うぞと思ってもらえるようなインパクトが欲しかった」(同上)

と、説明。映画と漫画の境界を破った2人からは、「もし松居さんとまたやるんだったら…」「オオイシさんとだったらぜひ!」といったコメントも飛び出すほど納得のいく作品となったようだ。

5月22日(月)には同作の刊行を記念し、東京・下北沢の書店「B&B」(世田谷区北沢2-12-4)にて、松居によるトークイベントも開催される。イベントは20:00〜22:00(19:30開場)。入場料は1500プラス1ドリンク。また同日には、太田出版ウェブサイトにて特設ページも公開されている。