ジャニーズが戦々恐々?SMAP再結成と謝罪を求める”謎の告発サイト”

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 怒れる民の逆襲が始まったのだろうか。2月に入って開設された「ジャニーズ探偵局」がジワジワ知名度を拡大している。SMAP再結成およびジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長(90)の謝罪などを目標に掲げる同局は、ジャニーズにまつわる情報に「上限100万円の謝礼」を出す“太っ腹攻勢”を展開している。

■有力情報100万円 メリー氏に謝罪要求

 SMAPが解散後の2017年に、突如復活したジャニーズ探偵局。過去にジャニーズの内幕の告発本発売などに関わったと目されているが、その実態は不明だ。

 同局が立ち上げた公式サイトでは、「本局の目的はSMAPの再結成にあります。かつてジャニー喜多川社長(85)は『命にかけてもSMAPを解散させない』と公言しました。その約束を守りSMAPを再結成させて自らの責任を全うすることを求めます。同時に飯島マネージャー(59)への横暴な言動によりSMAP解散に至らしめたメリー副社長もその非を認め、ファンに対して公式の場で経緯の説明と謝罪することを求めます」と表明。そしてジャニーズに関する情報を独自に募集し、「有力な情報には上限100万円の謝礼を用意しております」と鼻息が荒い。

「爆弾になりうるのは内部告発。昨年のSMAP解散による一連の出来事で忠誠心が落ちた関係者が、上限100万円の情報料に心動かされるかもしれない。裏取りのない情報はネット民にガセネタ扱いされて一笑に付されるでしょうが、今後の動向に注目ですね」(報道関係者)

 ただネット上では探偵局の在り方について懐疑的な人も少なくない。「メンバーのこと考えなよ。再結成なんてしたくないでしょ」「本人達の意思はまるっきり無視で、自分の事しか考えてないファン」とやや難色を示しているのだ。

「繰り返しになるが、全てはネタ次第。YouTubeの再生回数やDVD発売などで多少なりともお金を稼ぐサイクルを作っている。世間でうまく話題になれば中長期的に活動を続けるかもしれない」(前出・報道関係者)

 だがここまで攻撃的だと、ジャニーズ本体が黙っていないのではないだろうか。

「何か圧力をかければ探偵局の思うツボ。『脅してきた!』とネタにする可能性大。かといって名誉毀損で裁判沙汰にでもすれば、探偵局側は色んな話を法廷に持ち込むでしょう。おまけに公的な場での証言となればマスコミも報道しやすい。たとえお抱えのスポーツ紙・テレビ局を圧殺しても、雑誌・ネットメディアが食いつけばジャニーズにとって致命傷になりかねない。とはいえ、探偵局が復活したのは元々自分たちのゴタゴタが原因。自業自得と言えるかもしれない」(前同)

 独自の動きを見せるジャニーズ探偵局。ジャニーズ最新の醜聞を暴露して、世間を震撼させるのか。まずは様子見となりそうだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。