テレビ朝日『相棒season15』公式サイトより

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 出演中の映画『相棒〜劇場版IV〜』の宣伝で、2月11日に『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に出演した俳優・反町隆史(43)の“ポンコツ”ぶりがやり玉にあげられている。格安バスツアーを特集した今回は、宇都宮での餃子や東京ドイツ村でのイチゴを紹介するなど、各地での食レポが中心。しかし、感想を促されても終始グダグダな反町隆史に、「生放送は無理だ」と業界内からも厳しい声が相次いでいるという。

 さらにその厳しい声は、本業である俳優の仕事現場でも挙がっている。反町は人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズに、『season14』から2期に渡って出演している。その中で、主演・水谷豊(64)との掛け合いが減っているというのだ。それもあってか、反町が出演以後は視聴率も下降傾向に。season15の第5話では、『相棒』シリーズ史上最低となる13.6%を記録してしまった。視聴者の間では、主演の水谷は反町の棒演技に嫌気が差し、一部では不仲説まで噂されているという。この低視聴率を受けて、反町の降板説が関係者の中で持ち上がっているのだとか。

「演技が下手な上に視聴率もとれないとあって、二枚目俳優として致命的です。これを受けて相棒降板となれば、今後ドラマや映画のオファーが激減することは間違いないでしょう。とはいえ、バラエティへ出したところで、あの生放送の対応力の低さでは、いつ事故を起こすか分からない。高額なギャラもネックの反町は、いよいよ叩き売りされそうな状況です」(テレビ局関係者)

『相棒』といえば、成宮寛貴(34)の電撃引退や、及川光博(47)の不倫騒動など、かつての出演者のスキャンダルが相次いでいる状況だ。反町もその呪縛から逃れられないというのだろうか。

■妻の松嶋菜々子とは広がる一方の収入格差

『相棒 season15』を迎えた際には、妻の松嶋菜々子(43)を引き合いに出し「『砂の塔』(TBS系)には負けたくない」と豪語するなど、対抗心を燃やしていた反町だったが、役者としては大きく水をあけられてしまっている感が否めない。その松嶋は今でも、ドラマ1本あたりの出演料は300万を下らないランクの大物女優として君臨する。一方の反町はというと、最近では『相棒』以外の仕事がほぼ皆無の状況だ。それだけに、収入格差も相当に大きいとされる。

「最近の反町は、松嶋よりも自宅に滞在する日の多さに気まずさを感じ、琵琶湖に立てた別荘で釣りに興じる日が増えているとも言われています。仕事がない時は何日も家を空けるようになってしまったそうで、これで唯一の仕事であった『相棒』も降板することになれば、琵琶湖の別荘に引きこもってしまうのではともっぱらの噂です。子育てもほったらかしになっている今、松嶋から離婚を切り出されるのではと心配する声も多くなっているようです」(芸能記者)

 かつては“イクメン”としての評価も高かった反町だが、それも過去の話。業界内だけでなく、家庭でも居場所がなくならいないことを願うばかりだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。