ドクター・ストレンジ

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『アベンジャーズ』『アイアンマン』シリーズなどの超メガヒット作品を次々に生み出し、『ハリー・ポッター』シリーズや『スター・ウォーズ』シリーズを超えて世界最速で累計興収1兆円を突破したマーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。1月27日(金)に日本公開を控えた今作だが、この度、世界中で絶賛されている本作の映像が、『マトリックス』や『インセプション』そして宮崎アニメから影響を受けていることを、マーベル・スタジオのトップであるケビン・ファイギが明かした。

「ドクター・ストレンジには、パラレルワールドのような、私たちが知らない別次元の世界が出てきます。この世界観を映像化するにあたって『マトリックス』、『インセプション』、更には宮崎駿のアニメーションのような圧倒的な映像演出を目指したのです」と、ケビンは語る。

確かにケビンが語るように、高層ビルが真っ二つに裂け、大都会の大通りがぐにゃりとねじれ、天地左右のバランスが崩れる中で繰り広げられるストレンジと宿敵カエシリウスとの死闘は、それらの映画を彷彿とさせる。更に『崖の上のポニョ』で荒波の上をポニョが駆けるシーンや、『千と千尋の神隠し』でトンネルから神々の世界に紛れ込んでしまうシーンなど、宮崎アニメが時折見せる現実と空想の境が一瞬にして融和するような幻想的な映像演出は、どこか本作の映像と通ずるところがある。

このケビンが目指した映像演出は見事成功し、全米公開時には名だたるメディアが絶賛の声を上げた。そして驚くべきことに、本作の映像が、先にケビンが挙げた作品たちの映像を遥かに凌駕しているという。

本作でストレンジの魔術の師エンシェント・ワンを演じたオスカー女優ティルダ・スウィントンも、この映像に酔いしれた一人。「私たち観客にまったく違う世界を見せてくれるの。本作がとても想像力に満ちていると思う理由は、とても実験的な傾向が強いということ。今のハリウッドの映像テクノロジーを限界まで広げ、更にそれを超えているわ。わずか一年前には不可能だったことを本作は可能にしているの!」と興奮気味に語る。

『マトリックス』や『インセプション』を遥かに凌駕し、オスカー女優をも虜にする驚異の映像とはいったいどんなものなのか? 1月27日(金)、日本はまだ誰も観たことがない史上最もミステリアスなヒーローの孤独な戦いと、我々の想像を遥かに超えた圧倒的な映像革命を目撃する!(海外ドラマNAVI)