こんな男とは別れました!むかついた元カレの言動
「付き合って半年以上経過している場合、そのカップルは釣り合っている」というのが、筆者の考えです。
筆者はこれまで5,200件以上の恋愛相談を受けてきましたが、「クズだった元彼が憎くてしょうがない」という相談を受けることもあります。別れた直後ならまだしも、もう数年が経過していたり、新しい彼がいたり結婚していたりして幸せなのに、「元彼が憎い」と思っているケースも……。お互い様の恋愛ではありますが、確かに男が悪すぎる場合もあります。
そこで今回のコラムでは、そんなオトコ別れてよかった!というびっくりな元カレたちのエピソードをご紹介します。
■1:「セックスの感度が悪い」とフラれる
「別れの話し合いのとき、『お前の感度が悪いから』って言われたんです。そのときは本当に落ち込みましたし、自信も無くしました」(32歳女性)
感度が悪いという言葉は、男の暴言だと筆者は思います。もちろん、女性が上手にポイントを伝えることも大切です。女性は一人一人感じるポイントが違いますので、そこを汲み取るのは男の度量といっていいでしょう。
「俺はアダルト動画もたくさん見た。前に付き合っていた彼女からも褒められたから俺は上手いはずだ」
すごく経験が少ない男性は、「自分は上手い」なんて変な自信はありません。逆に、3桁を超えていると「女性は全員違う」というのを肌で感じているので、あまりそんなことを言いません。経験人数が10人とか20人くらいの人ほど、中途半端に自信がある人が多いようです。
■2:「俺たちは合わないと思っていた」
「別れるときに『こことここが合わないと思っていた』って言われたんですよね。別れるから別にいいんですけど、今さら……な感じはありますよね」(27歳女性)
恋愛は自由なのですから、価値観が合わない相手と無理して付き合い続ける必要はありません。しかし、2人の人間の価値観が違うのは自然なことなのですから、「価値観が合わないから」とすぐに別れてしまうと、結局はそれを繰り返してしまうことになりかねません。
■3:「結婚しよう!」と言って、実行しない
「1つ年上の元カレとは、7年付き合っていたんです。彼は『2人の将来を考えている』『将来のために貯金している』ってしょっちゅう言っていたので、その言葉を信じていました。正直、結構高額のプレゼントをあげたりもしちゃいましたね。ところが、27歳の時に『結婚はまだ考えられない』って。20歳のときから7年間、一番いい時期を捧げた結果がこれなんて、悲しみを通り越して怒りがこみあげてきちゃいましたよ」(28歳女性)
「結婚しよう」というのは、女性にとって最高の言葉ではありますが、あくまで“実行されれば”です。両親への挨拶を済ませ、結婚式の日取りを決めた段階ではじめて、“婚約した”といえるのです。
「元カレがむかつく!」という気持ちは、ほとんどの場合は自己嫌悪。「なんであんな人を好きになってしまったんだろう……」という後悔の気持ちが、「むかつく」に変換されるのですね。新しい人を好きになると、嘘のようにその気持ちが消えることもありますよ。
【筆者略歴】
※ 橘つぐみ ・・・ 恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)他。
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