賢い妻はやってる!「プライドの高い夫が素直になる」接し方
男性は元々“プライドが高い”と言われたりしますが、「ちょっと高すぎじゃない?」と感じる男性もいますよね。
そういう男性ほど、めんどくさいことにデリケート。人から持ち上げられていないと不機嫌になってしまったりします。 「それって、うちのダンナだわ……」と思った女性も多いのではないでしょうか。
かつて筆者もそういう男性と付き合った経験があり、どう接していいかを悩みました。そして意外なところに、“素直になってくれるコツ”があることを発見したのです。
そこで今回は、セラピーを通じて多くの女性を幸せな結婚に導き、夫婦円満のアドバイスに定評がある“女のしあわせ研究家”の筆者が、プライドの高い夫が素直になる、とっておきの秘策をご紹介します。
■気を使い過ぎたり、ビクビク接したりしない
プライドが高すぎる男性は、本当はどこか自信がありません。そんな“弱い自分”を隠したくて、強固な“プライドの鎧”を着ています。だから、ちょっとしたことにも「オレをバカにしている」と過剰反応してしまい、不機嫌になることで、「どうしてわかってくれないんだ」と抗議しているんです。
でも、それって本人が一番大変だと思いませんか? 人から必要以上に持ち上げられていなくても、自分の内側から自然に自信を持てるようになった方が、男としてラクに生きれるはずですよね? ですので、妻が機嫌を損ねぬよう気を使い過ぎたり、腫物をさわるようビクビク接しても、根本的な解決にはなりません。
■夫にカチンとされたら、「アナタのこと否定してないわ」と言う
彼らは自信がないゆえに、何気ない一言でも「否定された」「劣っていると思われた」と勘違いしてしまう傾向があります。
例えば、「友達の〇〇子、今年ダンナに海外旅行に連れて行ってもらえるんだって。ステキね〜!」と言えば、「俺が海外にも連れて行かないダメ夫だと言いたいのか」とカチンと来てしまう、という具合です。
そんなときは、「私がカレの機嫌を損ねてしまった!」と萎縮するのではなく、「考えすぎ!アナタを否定してないわ。アナタだってプレゼントくれたりしてるじゃない」と切り返します。そうやって、「いちいちプライドが傷ついては楽しい会話ができない。それってもったいないことだな」と気づかせてあげるようにします。
■機嫌を損ねたら一旦そっとしておき、「わたしが一番アナタを認めてる」と言ってあげる
機嫌を損ねているときは傷ついているので、何を言っても無駄。一旦はそっとしておくしかありません。でも、タイミングを見て「わたしが一番にアナタを認めてるの忘れないでね」「わたしはアナタのスゴイところを知ってるんだから」と言ってあげて下さい。
そうすると夫は、自分が過剰反応していることに徐々に気づいていきます。そして「妻はオレをわかってくれているんだな……」と信じるようになってきます。
時間がかかる人もいるかもしれませんが、「大丈夫、わたしはアナタの味方よ」と言葉や態度で示していけば、夫も少しずつプライドのガードを緩められるようになり、妻にぞっこんになっていきますよ。
【筆者略歴】
※ 珠艶 ・・・ 女のしあわせ研究家・ヒーラー・美容整体師。女性の幸せをトータルケアするヒーリングサロン『レボルシオン』のカリスマセラピスト。仙台・東京にて活動。著書『ラブ・セラピー』他。
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