プリンセスのようなドレスで登壇した片瀬那奈

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ミッキーマウスのデビュー作『蒸気船ウィリー』(28)からディズニー・アニメの最新作『モアナと伝説の海』(2017年3月10日公開)まで、約90年にわたるディズニー・アニメの歴史をひも解く「ディズニー・アート展 いのちを吹き込む魔法」が2017年4月8日(土)から9月24日(日)まで日本科学未来館(お台場)で開催される。その記者発表会が12月8日に日テレホールで行われ、スペシャルゲストとして、ディズニー作品の大ファンである片瀬那奈が美しいプリンセスのようなドレス姿で登壇した。

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片瀬が一番好きなディズニー・アニメは『ふしぎの国のアリス』(51)だと言う。「メアリー(・ブレア)の独特のカラーの色彩感覚や画のタッチが存分に発揮されている。歴史的な意味でも好きですし、週に1回はだいたいアリスをつけていますし、身近にいるのがアリスです」。

ディズニー作品の魅力について「時代に合ったテーマや最新のアニメーションを肌で感じられるところです。こういう仕事をしている身としては、最先端のものを観られるということで勉強になりますし、観るとディズニーの世界にどっぷり瞬時に入れます」と語った。

今回の展覧会では、貴重なディズニー作品の原画やスケッチ、コンセプトアートなど約450点が日本に勢揃いする。片瀬は「『蒸気船ウィリー』もそうですが、1937年の初めての長編アニメーション『白雪姫』から始まって、毎回革命的なことをやってきた90年の歴史が一気に見れます。新しい発見があるので、アート展を観ることによって、次に劇場で観る作品がより楽しくなると思います。是非じっくり観ていただきたい」と力強くアピールした。

会見では、ディズニー・アニメーション・リサーチ・ライブラリーでマネージング・ディレクターを務めるメアリー・ウォルシュも来日。「アーカイブの重要性はウォルト・ディズニーから代々受け継がれ、日々我々も努力をしています」と数多くの作品群を大切に保存してきたことを強調した。

「ディズニー・アート展」は東京の日本科学未来館での開催後、大阪〜新潟〜宮城と全国を巡回していく。初期作品だけでなく、現代作品をも網羅したディズニーの展覧会は、日本では初の試みとなり、展示作品のほとんどが日本初公開となる。【取材・文/山崎伸子】