【愛される方法】彼との旅行は「ピーク・エンドの法則」で最高の思い出に! | 恋愛ユニバーシティ

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彼との旅行を「最高の思い出」に!

行楽シーズンが本格的に始まっていますね。彼との旅行を計画している人も多いのでは。
株式会社DeNAトラベルが、21〜78歳の男女321名を対象に行った調査で、秋に「デートで女性を連れて行きたいスポットはどこですか?」と男性にアンケートをとったところ、77%もの男性が「旅行」と答えたといいます。

男性が彼女との秋の旅行を、楽しみにしていることがわかるアンケート結果になっていますね。そんな彼にとっても大事な旅行、せっかくなら「ふたりの最高の思い出」にしたいもの。そのためには「ピーク・エンドの法則」と「魔法の口ぐせ」を知っておくといいと言います。
彼にもっと愛されて、この秋の旅行を二人の大事な思い出にするために、出発前にぜひチェックしておきましょう。

目次

【愛される方法】秋の旅行で男性が「彼女に期待していること」って? 【愛される方法】旅行中に「男性がチェックしていること」を知る 【愛される方法】最高の思い出を残す「ピーク・エンドの法則」とは 【愛される方法】より愛されるための「魔法の口ぐせ」を覚えておく

旅行の思い出を最高にする4つの方法

【愛される方法】秋の旅行で男性が「彼女に期待していること」って?

前述の株式会社DeNAトラベルがおこなった調査で、男性に対して秋の旅行の「デートで異性に期待することは何ですか?」と聞いたところ、男性は以下のようなことを、彼女に対して期待していることがわかったといいます。
1位「楽しさ」(65.3%)、2位「幸福感」(50.9%)、3位「関係性の発展」(38.6%)、4位「高揚感」(21.3%)。

一方、女性に同じ質問をしたところ、1位2位の結果は男性と同じでしたが、3位「気遣い」(31.1%)、4位「新鮮さ」(24.9%)だったのだとか。
男性の3位に「関係性の発展」が入っているのは、旅行デートなら泊りがけのことも多いため、今よりも二人の関係が発展することを期待していることが伺えますね。
そんな、秋の旅行デートに「楽しさ」や「幸福感」、さらには「関係性の発展」をのぞんでいる彼と、最高の思い出を残すにはどうすればいいのでしょうか。
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【愛される方法】旅行中に「男性がチェックしていること」を知る

今までデートだけの時間しか会っていなかったカップルが、突然1日をともにする場合はとくに、相手の知らなかった日常での生活態度などが見えてきます。
彼があなたを“結婚前提の相手”と考えているのなら、“将来一緒に暮らす相手”という視点で、あなたの行動を見ていることも忘れないでおきましょう。
たとえば、ホテルで荷物を置きっぱなしのまま整理しない、脱いだ服をたたまない、山歩きするのに高めのヒール靴、疲れると機嫌が悪くなる…、など、旅行中に彼が何らかの「違和感(=一緒に生活するイメージが湧かない)」を感じれば、その後の「結婚相手」としてイメージも湧かなくなってしまいます。

また、逆に考えればそのような点をクリアし、彼に「居心地の良さ」を感じさせることができれば、彼の「結婚」へのイメージもスムーズに湧きやすくなるでしょう。彼が脱ぎっぱなしにした靴をそろえてあげたり、お風呂上がりに冷たい飲み物を用意しておいてあげたり、車のデートで彼が運転をしてくれるなら「休憩しなくて大丈夫?疲れたらこまめに休憩しようね。運転ありがとう。」と伝えたり、そのようなさりげない思いやりを示すことで、彼のなかにあなたとの“将来の日常生活”における良いイメージを与えることができるでしょう。

旅行中は、高揚感でつい舞い上がってしまいがちですが、日常生活の面でも彼にチェックされていると考えて、最低限のルールには気をつけておいたほうがいいようですね。
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【愛される方法】最高の思い出を残す「ピーク・エンドの法則」とは

また、次に注意したいのが「旅行中のケンカ」です。
二人で過ごす時間が長くなると、旅行中に意見が合わずにケンカになってしまったり、気まずいムードになってしまったりすることもあるでしょう。そんなときは「ピーク・エンドの法則」を知っておくといい、と恋愛カウンセラー・ぐっどうぃる博士は言っています。

「ピーク・エンドの法則」とは、ダニエル・カーネマンという行動経済学者が提唱した“認知の歪み”のことで、人が何かに印象を持つ時、その「ピーク」と「エンド」だけが重要、という心の傾向を示した法則のこと。

旅行でいえば、二人で過ごした旅行の間の一番大きかった楽しみや悲しみ=「ピーク」と、最終日がどれだけ良かったか=「エンド」だけが、その旅行の印象に影響を与えることになります。
この法則に従えば、旅行に行った日数は関係なく、「一番楽しかった・悲しかった瞬間」と、「最終日の思い出」が、のちに思い出したときに一番印象に残る、というのですね。

つまり、旅行中にケンカしてしまっても、それ以上に「一緒にいてすごく楽しかった」という瞬間を一緒に作ることができれば、その旅行も「いい思い出」として残ることになるのです。旅行中にケンカして、お互いに言いたいことを言い合ったら、早めに関係を修復し、よりいい思い出を残すために努力してみましょう。たとえば、日中にケンカしてしまったら、「さっきはごめんね。せっかくだから、一緒に夕陽を見ようよ。」と歩み寄る努力をし、一緒に夕陽を眺めたりすると、彼の心のわだかまりも少しずつ溶けていくでしょう。

また、最終日の思い出(エンド)も、思い出として印象に残ると言われています。旅行中がとても楽しかったとしても、旅行の最後でケンカしてしまったら、後で思い返したとき「いい思い出」として残らなくなってしまうので注意しておきましょう。
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【愛される方法】より愛されるための「魔法の口ぐせ」を覚えておく

LOVEコーチとして恋愛ユニバーシティでも活躍中の立川ルリ子先生によると、二人きりの旅行は「ふたりの世界」という意識を高めてくれると言います。「ふたりの世界」とは、「私だけ」「彼だけ」という視点だけでなく、「ふたりの世界」を意識する、ということ。
このふたりの世界を意識できるようになると、二人の絆が深まります。そこで旅行中は、「ふたりの世界」をより意識するための「口ぐせ」を意識して使ってみましょう。

その口ぐせとは、「せっかくだから」という言葉です。

この言葉には、「せっかくふたりでいるのだから」という意味が込められています。あなたひとりでも、彼ひとりでもしないことを、「せっかくだから」やってみようという前向きな気持ちを表しているのです。

「せっかくだから、もう少し遠出して、海を見に行ってみる?」
「せっかくだから、近くのおいしい蕎麦屋さんに、行ってみる?」

この「せっかくだから」という口ぐせを使うことによって、「ひとりではしないけれど、ふたりだからできることを増やしていく」、と二人で意識することができるのです。なにより旅行中は、とても使いやすいフレーズですね。

また、この口ぐせは旅行中はもちろん、普段彼とデートしているときも、お互いに「ふたりの世界」を意識できるように、積極的に使ってみましょう。
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いかがでしたでしょうか。旅行に行くことで、今までお互いに見えなかったことが見えてくることもあるでしょう。でも、結婚をする前に、それを知っておくことはとても大事なことでもあります。
まずは、「ピーク・エンドの法則」と「魔法の口ぐせ」を理解して、彼といつまでも”いい思い出”として思い出せる旅行を目指しましょう。ステキな旅行になりますように!

(知花きのこ/恋愛ユニバーシティ)

◇プロフィール知花きのこ / 恋愛ユニバーシティ 恋愛ユニバーシティ公認ライター
恋愛ユニバーシティ公認ライター。