子どもの大好きな食べ物についてのアンケートで常に上位に入る安定感を誇っているのが、カレーライス。子どもだけではない。大人だって大好きである。今ではスープカレーやインドカレーなど様々なカレーを楽しむことができるようになったが、それでもやはり「絶対的エース」は、わが家で食べるオーソドックスなカレーだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 子どもの大好きな食べ物についてのアンケートで常に上位に入る安定感を誇っているのが、カレーライス。子どもだけではない。大人だって大好きである。今ではスープカレーやインドカレーなど様々なカレーを楽しむことができるようになったが、それでもやはり「絶対的エース」は、わが家で食べるオーソドックスなカレーだろう。

 中国メディア・捜狐は26日、「日本人はどうしてカレーに病みつきになるのか」とする記事を掲載した。新疆などイスラム色の濃い地域ではスパイシーな食べ物が多いとはいえ、カレーを食べる文化がこれまでなかった中国の人にとっては、日本人のカレー好きは「変態」レベルなのかもしれない。

 記事は、日本のカレーは牛や鶏、豚の肉とジャガイモ、玉ねぎ、にんじんといったシンプルな材料ながらも、庶民から深く愛されていると紹介。週2回カレーを食べても平気という日本人が6割以上いるという調査結果もあるとした。

 また、日本式のカレーは「カレーライス」として白米と供されることを説明。その昔、ハイカラなイメージの洋食に、日本人の主食である白米が組み合わさったことであっという間に流行したとするとともに、この「美しく妙な組み合わせが、日本人を病みつきにしたのである」と解説した。さらに、カレーライスに欠かせないつけ合わせである福神漬けの重要さについても「おかゆにザーサイが供されるようなものと理解すればよい」と説明している。

 カレーライスにドライカレー、カレーパン、そして、カレーうどん……舶来のカレーから派生して生まれた日本オリジナルのカレー料理は数知れない。中国のネット上ではしばしば、さまざまなお菓子や食べ物への応用ぶりから日本人の「抹茶好き」を紹介する文章を見かけるが、カレーに関しても同じ印象を覚えるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)