仕事で遠くへ出張に行くとしましょう。地方で数日間の仕事をこなすため、多くの荷物を持参しなければなりません。
その時、特にかさばるのは衣服類。出先では洗濯できないので、数日分のシャツやパンツを用意する必要が出てきますよね? これが、厄介なんだ。重くなるし、場所をとるし……。

マウスかと思いきや洗濯機


そこで、ちょっと面白いものを見つけました。サンコー株式会社が7月8日より発売している『ウォッシュブル』(税込4,980円)は、「どこでもUSB洗濯機」なる機能を謳っています。


古い型のマウスに見えなくもないですが、これで洗濯機らしい。
「旅先で簡単に洗濯ができるものとして、当社での取り扱いをスタートいたしました」(担当者)
たしかに旅先で簡単に洗濯できたら、すごく助かります。洗面台でゴシゴシこすって水洗いすればいいんでしょうが、ハッキリ言って面倒くさいし。とは言っても、わざわざクリーニングに出すのはいかがなものか。

驚くほど、水がブルブル震える


では、この『ウォッシュブル』の使用法について。
(1)バケツ(または洗面台)に水を貯める。
(2)洗いたいものを投入。
(3)洗剤を少し入れる。
(4)ケーブルに繋いだ『ウォッシュブル』を入れて電源を入れる。


(5)洗いあがりまで30分待つ。

水の中でこのUSB洗濯機がどういう仕事をするのか? その辺は、以下の動画をご覧いただくといいかもしれません。


「水に入れた時、小さいサイズなのに水が激しく振動する様子に驚くかもしれません。この超音波振動が衣類の汚れに当たって、引きはがします。また、水の中で洗剤と一緒に使うことで振動から水流が発生し、よりしっかりと汗や汚れを分離させます」(担当者)

汚れの落ちより、楽チンさに注目してほしい


ところで、気になるのは汚れの落ち具合について。通常の洗濯機と比較すると、どうなんでしょう?
「簡易的なものですので、普通の洗濯機に比べると劣らないとは言い切れません」(担当者)
要するに、面倒臭さから解放してくれる簡易洗濯機だとイメージした方がいいかもしれない。手でこまめにゴシゴシこすらなくても、水の中にポイポイっと投入して放っておくだけでOKです。
「今まで、使用された方々からは『手軽に使える』『コンパクトで邪魔にならない』という反響をいただきました」(担当者)

ちなみに、この『ウォッシュブル』の重量は約150グラム。なるほど、まさに“簡易”というか、出張で重宝したくなるサイズ感ですな。
「旅先で汗で汚れたワイシャツでしたり、こぼれたコーヒーを拭いたハンカチなどを、ホテルやオフィスで洗濯する際にお使いいただければと思います」(担当者)

手でこまめにゴシゴシこすらなくても、水の中にポイポイっと投入するだけ。シャツやハンカチ、要するに“器”となる洗面台やバケツに投入できるものなら、問題なくコレで洗うことができるようです。
(寺西ジャジューカ)