香川vs宮市が実現、両者先発の一戦はドルトムントがザンクト・パウリに競り勝つ《プレシーズンマッチ》

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▽ドルトムントは14日、ドイツ2部のザンクト・パウリとプレシーズンマッチを行い、3-2で競り勝った。ドルトムントの香川、ザンクト・パウリの宮市は共に先発し、45分プレーしている。

▽プレシーズンマッチ2連勝中のドルトムントは、オーバメヤンやカストロ、新戦力のデンベレやローデらを先発で起用。香川がスタメンでプレシーズンマッチ初出場となった。そのドルトムントは、開始4分に先制する。ベンダーから送られたロングフィードをボックス左で受けたオーバメヤンがDFと入れ替わり、GKとの一対一を難なく制した。

▽先制後、カストロのバー直撃のシュートで追加点に迫ったドルトムントに対し、ザンクト・パウリは宮市が中央突破を図ってシュートに持ち込むも、GKヴァイデンフェラーに阻まれる。

▽そんな中17分、オーバメヤンが自ら得たPKをゴール左に沈めてドルトムントが2-0と突き放す。その後も香川やベンダーのパスワークと、デンベレのドリブルでドルトムントが押し気味に試合を進めていった。そしてアドリアン・ラモスやオーバメヤンのバイシクルシュートでゴールに迫るも、3点目は奪えずに後半へ折り返す。

▽迎えた後半、ドルトムントは全選手を変更。若手主体に切り替えた。すると60分に自陣左サイドを崩されて1点を返されてしまう。さらに79分にはディフェンスライン裏をあっさり取られてGKと1対2の局面を作られ、同点に持ち込まれてしまった。

▽それでも終盤の88分、ボックス左でスルーパスを受けたマンガラが角度のない位置から左足を降り抜き、ゴール左上にシュートを叩き込んで勝ち越し。3-2でドルトムントが競り勝ち、プレシーズンマッチ3連勝としている。