林智勝選手

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(新竹 17日 中央社)台湾プロ野球、中信兄弟の林智勝内野手は16日、澄清湖球場(高雄市)で行われた義大戦に先発出場し、4打数無安打だった。昨季途中からの連続出塁の試合数は109でストップした。今季開幕からは49だった。

昨年、台湾球界初のトリプルスリーを達成した林。同年6月から出塁を続け、10月にリーグ記録(58試合)を更新。今年4月にイチローが持つ日本プロ野球記録(69試合)を、先月には米大リーグで「打撃の神様」と呼ばれた故テッド・ウィリアムズ氏の記録(84試合)をそれぞれ超えていた。

ただ、イチローらの記録は同一シーズンでのもので、林自身も以前、記者に対し「連続試合出塁が120になったら、また聞いてほしい」と述べるなど、記録に対する関心は薄かった。

一方、所属する中信兄弟は今季、林の入団もあり、2002年以来14年ぶり5回目となる前期優勝を果たしている。

(林宏翰/編集:杉野浩司)