夫が密かに抱える”言いたいけれど言えない”妻の実母へのひと言
娘の育て方に対して物申したい！
・「『あなたがちゃんと料理を教えなかったから妻は料理が下手で、僕が困っています』』
・「『妻はいつも自分のことを支えてくれて、頼りになります』って言ってるけど、本当は全部自分が炊事、洗濯、掃除してます。自分が良き夫過ぎて泣ける」
・「『働くのが嫌で結婚した』と数年後に聞いた。当然、専業主婦で子育てから自由になった妻は日がな一日何もせず、惰眠の毎日。テレビの食レポを見ては、『おいしそう！食べたい』などとのたまう。お母さん、あなたは、娘の育て方を間違った。・・・それとも私の選択が間違った？」
奥さんのいたらなさがすべて母親のしつけのせいとは言えません。それでも目に余る現状に、つい文句をつけたくたくなることも。でも、妻を選んだのはほかでもない自分自身。お母さんを責めるわけにはいきませんよね。ここは大人になって、自分が妻を指導していくしかないのでしょうね。
お節介はほどほどに！
・「いつもおなか一杯お食事させて頂いており、感謝の気持ちに変わりはありませんが、『まだ食べられるよね？』というのはやめてもらいたいです。目いっぱい食べ過ぎて、下っ腹が出っ張ってきて体脂肪率がうなぎ上りの今日この頃です」
・「遊びにくるたびに、タオルや靴下を買ってくる事。そんなに要りませんよ」
・「昔ながらの子育て論を押し付けてくるのは、我慢の限界！もう放っておいてくれ！」
・「自分は生まれつきお酒が一滴も飲めないのに、会食の時などにその事をいつも忘れてお酒を無理やりすすめられ飲まされて本気で辛い。でも妻の実母の親切心を裏切れずになかなか断れないし嫌とは言えない」
・「おかずをお裾分けしてくれるのはいいが、味付けが甘みが強く、正直あまりおいしくない」
悪気がないどころか、自分のためにしてくれているだけに何も言えないというパターン。しかも相手は人生の大先輩。子育てについても料理についても、自分の意見を言うのがはばかられます。お母さんからすれば娘の旦那さんを大事に思ってのこと。多少のお節介は許してあげてくださいませ。
ささいなことすぎて言いにくい、でも言いたい！
・「喋っていて、だんだん熱が入ってくると、口の両端にアブクがぷくぷくとたまっていくことです。お義母さん。蟹みたいになってますよ」
・「香水をつけるのですが、つけすぎでにおいがきついので止めてほしいです。言えませんけど」
・「よく手料理をご馳走してくれますが、取り分けてくれる際、菜箸の先をちょいちょいなめるのが気になる」
・「マヨネーズは、冷蔵庫で保管したほうが良いと思います」
・「ご自身の家の整理整頓をされた方がいいです。色々な物をいつまでも積み上げっ放し、出しっ放しはみっともないです」
・「下着姿で私の前をちょろちょろと歩くんじゃない、と強く言いたい」
さらっと言ってしまえば済むような小さな苦情なのに、なぜか言えない…。妻の親という無言のプレッシャーには勝てません。直接クレームをつければカドが立つ場合もあり、これは奥さんを介して言うしかありませんね。もしくは男同士ということで、奥さんのお父さんである舅に言うとか…。それはそれで別なカドが立ちそうですね。
妻の実母と夫との間には、嫁VS姑という女同士のいさかいとはまた違う、遠慮や言い分があるものですね。奥さんとその実母は、性別も遺伝子も育った環境もいちばん近い存在。愛する妻とのギャップまたは相似点に、イライラも募ってしまうのでしょう。ここは「王様の耳はロバの耳」方式で、誰も居ない場所で叫んでスッキリするのはいかが？
文／craft-ark
※20〜40代の既婚男性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© beeboys - Fotolia.com
