「ディズニーランドの清掃スタッフは決してしゃがまない」という話を聞いたことがあります。しゃがんだ体勢になってお客さんが気付かずにぶつかり転倒することを避けるため……がその理由だとか。
聞いてなるほどの根拠だし、単純に姿勢としても美しいですよね。視界に映る光景としても気持ちがいいです。

フンをしゃがまずにパックンする


なぜこんなことを言い出したかというと、連想させるようなアイテムを見つけてしまったから。サンコー株式会社が4月6日より発売している『しゃがまずパックン』(税込2,480円)は、その名の通り、しゃがまずにあるものをパックンします。


見えにくいですか? じゃあ、アップでいきましょう。


そうです。お散歩中のワンちゃんが排泄した「フン」をしゃがまずパックンできる"ペット用エチケットステッキ"なのです。
「ペットの散歩中、フンの処理を楽にできるステッキです。面倒なフンの処理に困っている方の役に立つと考え、当社で発売を開始いたしました」(担当者)

画像と共にステッキの使い方を解説


たしかに、愛するワンちゃんだとしてもフンの処理は面倒。


お散歩前にきちんとトイレを済ませていてももよおしてしまうことは多いし、ティッシュや袋越しで手掴みするのに抵抗を感じる人もいるだろうし。また、いちいちしゃがんで処理するのがつらい人もいるでしょう。

しかし、この"フン取り機"を活用すれば手で触らなくても、しゃがまなくてもOK。では、画像付きで使用法を解説していきます。レバーを引くとキャッチ部分が開き


立ったままフンをパックンと掴めるという、あまりにも簡単な流れです。




ここからは、応用編。ビニール袋をかませば、より処理が簡単になります。


キャッチ部分に袋をかぶせ、フンをつかみ、その状態で袋を裏返しにしてしばれば、処理完成! 袋をかぶせた『しゃがまずパックン』でパックン……というわけです
「雨の日はティッシュが水分で破れてしまいがちですし、やわらかいフンは掴みづらくて大変です。腰を痛めていて、処理のたびにしゃがむのが大変な方もいらっしゃいます。それらの悩みが、『しゃがまずパックン』では一挙に解決できます」(担当者)

ちなみに、サイズは柄の長さが725mm。


キャッチを開いた際のサイズは最大105mm。


ちょうど犬のフンが入るようなキャッチ幅、しゃがまず臭いが鼻に届かないくらいの距離に設定されていました。

「今までに『レバーを引いてつかむだけなので、簡単でラク』『直接触れずに済むのでれしい』といった声が当社に寄せられています」(担当者)

たしかに、ラクになるでしょう。エチケット的にもうれしいツールです。それにしても商品画像に使われているフンに模したこれは、何とかならなかったのでしょうか……。
(寺西ジャジューカ)