スター・ウォーズのR2-D2が話す「ピポパポピポ」という機械言語を翻訳し会話できるヘルメットを作った猛者が登場
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映画「スター・ウォーズ」シリーズには個性豊かなさまざまなキャラクターが登場していますが、最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」では新型ドロイド「BB-8」が印象的でした。そのBB-8やR2-D2といったドロイドは「ピポパポピポ」という、文字では表すことが難しい機械言語を使用しており視聴者は理解したくても不可能ですが、1人の熱狂的スター・ウォーズファンがドロイドたちの機械言語を翻訳して相互にコミュニケーション可能なヘルメット「Droid Translator Helmets」を作成しました。
https://www.hackster.io/vastemptinessinside/star-wars-droid-translator-helmets-359bea
Droid Translator Helmetsで会話をしている様子は以下のムービーから確認できます。
Droid "Translator" Helmets Demonstration - YouTube
左の男性「ピポパポッピーポーピ」
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右の女性「ピピピピピポ、ピポピーピー」
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右の女性「ピピポピピプ、ピピッピーピーピー」
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左の男性は「ビポバポビポパ」と言い残してどこかへ行きました。
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戻ってきた男性は手に缶ジュースを持っています。「ポッピ」
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「ピポピピポポピピッ」
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ジュースを返された男性。画面下部に「私たちはお互いに何を話しているか聞こえています。でも、あなたには聞こえないんです!」と表示されていて、一切何を話しているかはわからないものの、2人は理解できているとのこと。
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男性が「ピポパポッピピピ」と言いながら、缶ジュースを開けてストローを挿しました。
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「ピポパポッピーイ」と言ってジュースを手渡す男性。「どうぞ」とでも言っているのでしょうか。
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実は、Droid Translator Helmetsは本当に人間が話す言葉(英語)を機械語に翻訳しているわけではありません。ヘルメットにはマイクとヘッドフォンが搭載されていて、ヘルメットをかぶっている人は機械語ではなく英語で会話しているのですが、他の人には全く聞こえない設計になっています。英語を話している間は、ヘルメットから「ピポパピ」という機械語が発せられ、周囲にいる人は2人があたかも機械語で話しているように見えるというわけです。
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ヘルメットの裏側には無線機がセットされています。
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赤枠に取り付けられているのが、喉に密着して喉の振動を直接拾う声帯マイクです。ヘルメットを装着した人は周りに聞こえないくらいの声で話しても、声帯マイクがきちんと拾って、相手のヘッドフォンに自分の声を届けてくれるようになっています。
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「Adafruit Audio FX Sound Board」というサウンドボードがトランシーバーに接続されていて、映画中から録音されたR2-D2の「ピポパポ」聞こえる機械言語が発せられるというわけです。
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仕組みだけ聞くとシンプルに聞こえますが、実際に作るのには相当な苦労がかかったとのこと。その詳しい制作方法も公開されているので、興味がある人はチェックしてみてもよさそうです。
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